如月澪

隣の教師が溶かす距離(第4話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第4話:雨音に溶ける夜

雨はまだ続いていた。窓ガラスを叩く音が部屋を包み、街灯の光がぼんやりと滲んでいる。彼女はドアの前に立ち、こちらの目を見つめていた。指先がわずかに震えているのがわかった。

「……入ってもいいですか」

声は低く、しかしはっきりしていた。頷くと、彼女は静かに部屋へ足を進めた。カーディガンの前を軽く押さえ、テーブルにバッグを置く。動作はいつも通り丁寧だったが、息遣いがわずかに速くなっているのが伝わってきた。

彼女が近づくと、自然と体が引き寄せられた。肩に触れた指が、ゆっくりと背中へ滑る。シャツ越しに伝わる熱が、背筋を這うように広がった。彼女の吐息が耳元で震え、ブラウスから漂う柔らかな香りが鼻をくすぐる。

「もう……我慢しなくていいですから」

囁くように言われ、彼女の体が密着してきた。胸の柔らかさが伝わり、太ももが触れ合う位置でスカートの生地が擦れる。彼女の手が腰に回り、指先がシャツの端をそっと持ち上げた。直接肌に触れる感触に、息が詰まった。

彼女はこちらの首筋に唇を寄せ、熱い吐息を吹きかける。舌先が皮膚をなぞり、ゆっくりと首から鎖骨へ移動していく。指が背中を這い、シャツをまくり上げる。彼女自身もブラウスを脱ぎ捨て、肌が触れ合う瞬間、互いの熱が一気に溶け合った。

彼女はソファに体を横たえ、こちらを引き寄せる。スカートがまくれ、太ももが露わになる。彼女の指がこちらのベルトに触れ、ゆっくりと外していく。息が荒くなり、彼女の瞳が熱を帯びて揺れているのがわかった。

「ここで……いいですか」

確認するように囁かれ、頷くと彼女は足をわずかに開いた。彼女の熱が伝わり、ゆっくりと体を重ねていく。彼女の内側が締め付け、互いの鼓動が重なり合う。彼女の指が背中に食い込み、爪が皮膚を軽く掻く。動きを重ねるたびに、彼女の吐息が甘く乱れ、部屋に響いた。

雨音が窓の外で続き、彼女の体が震える。彼女の唇がこちらの唇を求め、舌が絡み合う。熱が下腹部から全身へ広がり、彼女の内側が収縮するたびに、甘い疼きが爆発的に高まっていく。彼女の声が小さく漏れ、指が強く背中を掻き、互いの体が激しく重なり合った。

頂点が訪れたとき、彼女の体が大きく弓なりに反った。彼女の内側が激しく締め付け、こちらの熱をすべて受け止める。彼女の指が背中に深く食い込み、唇がこちらの首筋を噛むように吸う。互いの息が荒く混ざり合い、部屋の空気が一瞬、静まり返った。

彼女の体がゆっくりと力を抜き、こちらの胸に額を寄せる。汗ばんだ肌が触れ合い、鼓動がまだ激しく打っているのが伝わってきた。彼女の指が背中を優しく撫で、吐息が首筋を這う。

「……これで、隣人じゃなくなる気がします」

彼女の声は小さく、しかしはっきりしていた。彼女は顔を上げ、こちらの目を捉えた。瞳の奥に、穏やかさと熱が混じり合っている。彼女の唇が微笑み、指がこちらの頰を撫でる。

「これからも……この距離で、いいですか」

雨の音が部屋を包み、彼女の体温がまだ伝わっている。彼女の指が離れず、互いの鼓動がゆっくりと落ち着いていく。部屋の空気はまだ熱を帯びたまま、しかし静かに溶けていくような余韻が残っていた。

彼女はもう一度、こちらの唇に自分の唇を重ねた。長く、しかし優しいキスだった。雨の音だけが続き、二人の間に確かな熱が、消えることなく残っていく。