蜜環

メイドの膝で甘える主従蜜(第1話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第1話:膝枕の微かな息遣い

 雨の夜。
 古い屋敷の扉が、軋む音を立てて開いた。
 20歳の新メイド、澪。
 黒いドレスが、濡れた肌に張りつく。
 彼女の視線が、悠人を捉える。
 一瞬、息が止まる。

 悠人、30代半ばの独身男。
 この屋敷の主。
 窓辺に佇み、街灯の揺らめきを眺めていた。
 孤独が、骨まで染みついた男。
 澪の瞳が、それを読み取る。
 静かに、近づく。

「ご主人様。
お疲れのようですね」

 声、低く甘い。
 膝を折り、床に座る。
 悠人の視線が、彼女の膝に落ちる。
 白いストッキング、微かな光沢。
 心臓が、早鐘のように鳴る。

「膝枕、いかがですか。
少し、休んでください」

 抵抗の言葉が、喉で詰まる。
 主従の線、曖昧に揺らぐ。
 悠人、ゆっくりと屈む。
 澪の膝に、頭を預ける。
 柔らかさ。
 温もり。
 息が、首筋に触れる。

 指先が、そっと。
 耳朶をなぞる。
 ぞくり、と背筋が震える。
 澪の息が熱く湿る。
「いい子ですね。
ご主人様」

 主従の逆転の気配。
 悠人の手が、無意識に彼女の腰に伸びる。
 止める間もなく、引き寄せられる。
 視線が絡む。
 互いの瞳、底知れぬ深さ。

 指が、首筋を滑る。
 ゆっくり、爪の先で。
 熱い疼きが、胸から下腹へ。
 抗おうとする意志が溶ける。
 澪の唇が、耳元に寄る。
「もっと、甘えていいんですよ」

 膝の上で、体が重くなる。
 彼女の胸の膨らみ、視界の端に。
 息苦しい緊張。
 主導権は、どちらに。
 指先が、シャツのボタンを外す。
 悠人の肌、露わに。

 雨音が、屋敷を包む。
 静寂の中で、二人の息だけ。
 澪の指、鎖骨を辿る。
 甘い痺れ、全身に広がる。
「ご主人様のここ、熱い」

 声に、誘惑の糸。
 悠人、目を閉じる。
 膝枕の柔らかさ、逃れられぬ。
 抵抗の言葉、吐息に変わる。
 彼女の指が、唇に触れる。
 塞がれ、息を潜める。

 視線一つで、心が揺らぐ。
 孤独の隙間、澪が埋める。
 甘い支配の予感。
 体が、熱く疼く。
 主従の綱引き、始まる。

 澪の囁きが、深まる。
 次は膝上での甘えが待つ。

(約1950字)