蜜環

足裏女王の主従綱引き(第2話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第2話:零の部屋で踏まれる胸と挟まれる膨張

 零の部屋。
 雨の音が、窓ガラスを叩く。
 平日夜の闇。
 廊下の足音が、止まる。
 零のハイヒールが、床に響く。
 悠の心臓が、追いつくように鳴る。
 ドアが、静かに閉まる。
 鍵の音。
 カチリ。
 零が振り返る。
 視線が、悠の胸に刺さる。

 部屋の空気、重い。
 革のソファ。
 低いテーブル。
 ランプの橙光が、壁に滲む。
 零のシルエットが、揺れる。
 シャツの裾が、腰に沿う。
 足元、ハイヒールを脱ぐ。
 ストッキングの足が、露わに。
 三十歳の曲線。
 踵の柔らかな丸み。
 指先の微かな張り。
 悠の喉が、鳴る。

 零の指が、悠のネクタイを掴む。
 引き寄せる。
 ソファへ、押し倒す。
 悠の背が、沈む。
 視線が、上から降る。
 零の目が、細まる。
 威圧。
 誘惑。
 綱引きの始まり。
 悠の息が、浅く。
 抵抗の残滓が、胸に渦巻く。

 零の足が、上がる。
 ストッキングの先が、悠の胸に触れる。
 軽く。
 押す。
 足裏の温もりが、シャツ越しに染みる。
 爪先が、鎖骨をなぞる。
 悠の乳首が、硬く反応。
 零の視線が、そこを射抜く。
 「脱げ」
 声、低く。
 命令。
 悠の手が、震えながらボタンを外す。
 シャツが、開く。
 素肌が、橙光に晒される。

 零の足裏が、再び。
 胸板に、乗せる。
 体重を、僅かに預ける。
 柔らかな圧迫。
 ストッキングの網目が、肌に食い込む。
 熱い。
 悠の吐息が、漏れる。
 胸が、上下する。
 零の足指が、乳首を挟む。
 優しく。
 捻る。
 電流のような疼き。
 悠の腰が、無意識に浮く。

 視線が、絡む。
 零の瞳に、悠の渇望が映る。
 零の唇が、僅かに開く。
 息が、混ざる距離。
 主導権が、零の足先に。
 悠の指が、零の足首に触れかける。
 止まる。
 零の目尻が、上がる。
 許さぬ合図。
 足が、胸を強く踏む。
 痛みと甘さが、混じる。

 悠の唇が、動く。
 零の足裏へ、寄せる。
 熱い吐息を、吹きかける。
 ストッキングの繊維が、湿る。
 舌先が、僅かに出る。
 舐め上げる衝動。
 零の足が、許すように近づく。
 足裏の中心に、唇を押しつける。
 柔らかく。
 塩辛い汗の味。
 三十歳の女王の証。
 悠の舌が、這う。
 網目を、なぞる。

 零の息が、僅かに乱れる。
 視線が、揺らぐ一瞬。
 悠の舌が、深く。
 足指の付け根を、吸う。
 零の足が、引く。
 いや、押すか。
 綱引き。
 力の均衡が、危うい。
 悠の股間が、ズボンの中で膨張。
 苦しい。
 零の視線が、そこへ落ちる。

 足が、下へ滑る。
 腹を越え、ベルトに。
 足指が、器用に。
 バックルを外す。
 ジッパーを、下ろす。
 生地が、開く。
 下着の膨らみが、露わに。
 零の足裏が、優しく乗る。
 熱を、確かめる。
 悠の腰が、震える。
 「動くな」
 零の声。
 冷たく。
 甘く。

 足指が、膨張を挟む。
 親指と人差し指で。
 ストッキング越しに、上下。
 緩やか。
 リズムなく。
 先端の湿りを、擦る。
 悠の吐息が、荒く。
 唇が、零の足裏から離れぬ。
 舌が、貪る。
 零の足裏が、胸に戻る。
 交互に。
 支配の波。
 悠の理性が、溶ける。

 視線が、再び絡む。
 零の瞳に、火。
 悠の瞳に、渇望。
 足指の動きが、速まる。
 膨張を、強く締め。
 緩め。
 甘い震えが、下腹に広がる。
 頂点が、近づく。
 悠の腰が、勝手に動く。
 零の足が、動きを止める。
 胸を、強く踏む。
 「まだだ」
 声が、響く。
 制止。
 煽り。

 悠の息が、止まる。
 膨張が、脈打つ。
 零の足裏が、離れる。
 一瞬の虚空。
 疼きが、倍に膨れ上がる。
 零の視線が、悠を縛る。
 微笑か。
 嘲笑か。
 主導権が、零に戻る。
 いや、悠の渇望が、零を誘うか。
 綱引きの激化。

 零の足が、床に下りる。
 ストッキングの足音が、微かに。
 悠の視線が、追う。
 零の後ろ姿が、奥の闇へ。
 「次は、もっと深く跪け」
 零の声が、残る。
 悠の胸が、熱く疼く。
 足の感触が、肌に刻まれる。
 雨音が、渇望を煽る。

 零の部屋の闇が、二人の息遣いを飲み込む。
 次なる波が、迫る気配。

(1987字)