紅蓮

妊婦OLのビーチ独占衝動(第1話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第1話:水着の曲線、夕暮れの視線の渦

 平日の夕暮れ、会社のビーチイベントは大人の熱気で満ちていた。波打ち際の砂浜に並ぶパラソルは、街灯の柔らかな光を浴びて揺れ、遠くの水平線が茜色に染まる。酒のグラスが軽く触れ合う音、笑い声が低く響き、潮風が肌を撫でるこの場所は、日常の枷から解き放たれた者たちの隠れ家だった。25歳の新人OL、美咲はそんな空気に身を委ね、水着姿で砂浜を歩いていた。

 妊娠5ヶ月。彼女の腹は優しく膨らみ、柔らかな曲線を描いていた。入社1年目の彼女は、社内の華やかなイベントに欠かさず参加するタイプだ。黒いビキニがそのボディを際立たせ、腰のくびれから腹部の丸みを経て、豊かに張った胸元へ視線を誘う。肌は夏の日差しを浴びて艶やかで、歩くたびに波のように揺れ動く。美咲自身、その変化を意識していた。鏡の前で何度も確かめたこの姿は、ただの妊婦のそれではなく、抑えきれない女の魅力を放っていた。

 「美咲さん、こんなところで……」

 突然の声に振り返ると、そこにいたのは上司の拓也、35歳。社内のプロジェクトリーダーとして知られる彼は、鍛えられた体躯をグレーのスイムショーツに包み、逞しい胸板が光っていた。夕陽が彼の肩に影を落とし、鋭い眼差しが美咲を捉える。普段のオフィスではクールな視線を向ける彼だが、今は違う。熱く、絡みつくような視線が、美咲の腹部に注がれていた。

 「拓也さん……お疲れ様です。イベント、楽しんでますか?」

 美咲は自然に微笑み、砂浜に足を沈めながら応じた。心臓が少し速くなるのを感じた。妊娠が判明して以来、社内の視線は変わっていたが、拓也のそれは特別だった。プロジェクトで何度も顔を合わせる中で、彼の言葉はいつも的確で、時に優しい。血縁などない、ただの上司と部下。それなのに、このビーチで水着姿を見せ合うだけで、胸の奥がざわつく。

 拓也は一歩近づき、波の音に混じって息を吐いた。夕暮れの風が二人の間を吹き抜け、美咲の髪を乱す。彼の視線は腹の膨らみに留まらず、柔らかな曲線をなぞるように下へ、上へと這う。ビキニの紐が食い込む腰、張りのある太もも、そして胸の谷間。そこに宿るのは、ただの好奇心ではない。抑えきれない渇望が、瞳の奥で燃えていた。

 「妊娠5ヶ月だって聞いたよ。……綺麗だな、美咲さん。お腹のその丸み、触れたくなるくらい」

 ストレートな言葉に、美咲の頰が熱くなった。オフィスでは決して口にしない台詞。ビーチの開放感が、彼の仮面を剥ぎ取ったのか。彼女は無意識に手を腹に当て、守るように撫でた。だが、その仕草が逆に拓也の視線を煽る。膨らんだ腹の感触が、指先に甘く伝わる。妊娠してから、身体は敏感になっていた。乳房の重み、腹の張り、下腹部の疼き――すべてが、女としての欲求を呼び覚ます。

 「ありがとうございます……。なんか、恥ずかしいですけど、嬉しいかも」

 美咲の声は少し震えていた。互いの距離が縮まり、潮の香りと混じった彼の体臭が鼻をくすぐる。拓也の胸がゆっくり上下し、息が熱く感じられる。夕暮れの波音が、二人の沈黙を優しく包む。砂浜の端、誰もいない一角で、彼らの視線が絡みつく。美咲の胸に、抑えきれない疼きが芽生え始めた。腹の奥が熱く疼き、肌がざわめく。拓也の眼差しは独占欲を帯び、彼女の曲線を貪るように這う。

 「美咲さん、俺……ずっと気になってたんだ。このボディ、妊娠してさらに……魅力的だ。誰も近づけたくない、俺だけが触れたいって思う」

 拓也の声は低く、抑揚が激しい。感情が極端に振れ、普段の冷静さを失っていた。手が無意識に伸び、美咲の肩に触れそうになる。彼女は息を呑み、身体が熱くなるのを感じた。互いの息が熱く混じり合い、夕暮れの空気が二人の緊張を濃くする。波が足元を濡らし、冷たい感触が逆に火照りを増幅させる。

 美咲の心臓が激しく鳴る。妊娠したボディの変化が、こんなにも男を惹きつけるなんて。拓也の視線に晒されるだけで、下腹部が甘く疼き、太ももが震える。オフィスでの上司は、こんな獣のような眼差しを隠していたのか。彼女自身も、胸の奥で何かが爆発寸前だ。独占されたい、熱く絡みつかれたいという衝動が、静かに膨張する。

 二人は砂浜に腰を下ろし、膝が触れ合う距離で向き合った。拓也の指が、砂を掻きながら彼女の腹に近づく。触れそうで触れない、その距離が疼きを煽る。夕陽が沈み、星がちらほらと現れるビーチ。酒の余韻と潮風が、二人の感情をさらに熱くする。

 「拓也さん……私も、なんか変です。お腹のこの熱、伝わってくるみたいで」

 美咲の囁きに、拓也の瞳が燃え上がった。独占欲が爆発寸前で、息が荒く絡みつく。波音が二人を近づけ、次の瞬間を予感させる――。

(第1話 終わり 約2050字)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━