相馬蓮也

義姉の玩具に震える背中(第1話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第1話:衝動の抱擁と転がる秘密

 雨の降りしきる平日夜。都会の喧騒が窓ガラスに滲むアパートの一室で、俺はソファに腰を下ろしていた。22歳の俺、拓也。大学を卒業して就職したばかりで、この街の狭い部屋に引っ越してきた。そこに一緒に住むのが、26歳の義姉、美咲だ。血の繋がりなんてない。ただ、俺の母親が再婚した相手の連れ子で、自然と家族になった関係。美咲はOLで、俺より先にこの街で働いていた。家賃を折半して同居を始めたのは、互いに刺激を求めていたからかもしれない。都会の夜は、いつもそんな衝動を煽る。

 美咲はキッチンでグラスにワインを注いでいた。黒いブラウスにタイトスカート、仕事帰りのままの姿。長い黒髪を後ろで軽くまとめ、疲れた体を少し伸ばす仕草が、妙に色っぽい。26歳とは思えないほど、肌は若々しく張りつめていて、俺の視線を絡め取る。俺はビールを煽りながら、彼女の背中を見つめていた。今日も、胸の奥で疼きが募る。仕事のストレスか、それともこの同居生活の密着感か。理性なんか、雨音にかき消されそうだった。

「拓也、今日も遅かったの?」

 美咲が振り返り、グラスを片手に近づいてくる。柔らかな笑みが、俺の衝動に火をつけた。彼女の香水の匂いが、鼻先をかすめる。もう我慢できなかった。立ち上がり、勢いのまま美咲の腰に腕を回す。彼女の体が、わずかに驚いて強張る。でも、すぐに溶けるように俺の胸に寄りかかってきた。

「美咲姉さん……」

 言葉なんか要らない。俺の唇が、彼女の首筋に触れる。熱い息が混じり、互いの体温が急激に上がる。美咲の指が、俺の背中に回り、シャツを掴む。彼女の吐息が耳元で荒くなる。「拓也……っ、急にどうしたの……」声は甘く震えていて、拒絶なんかじゃない。むしろ、誘うような響きだ。

 そのまま俺たちは、ベッドルームへ移動した。狭い部屋のベッドに倒れ込むように崩れ落ちる。俺の上に美咲が跨がり、唇を重ねる。熱いキス。舌が絡み、唾液の甘さが広がる。彼女のブラウスを乱暴に脱がせ、ブラジャーのレースが露わになる。26歳の豊かな胸が、俺の手に収まりきらない。揉みしだくたび、美咲の体がびくんと跳ね、甘い喘ぎが漏れる。「あっ……拓也、激しい……」

 汗が滲み出す。俺のシャツも剥ぎ取られ、互いの肌が直に触れ合う。美咲の腰を強く引き寄せ、股間を押しつける。彼女のそこはすでに熱く湿り気を帯びていて、俺の膨張したものを誘うように擦りつけてくる。息が荒く、部屋に響く。雨音が、BGMのように激しさを煽る。俺の指がスカートをまくり上げ、パンティの縁をなぞる。美咲の瞳が潤み、俺を見つめる。「もっと……触って……」

 興奮が頂点に達しそうだったその時。ベッドサイドの引き出しに手が当たり、ガタッと音がする。中身が崩れ、床に転がり落ちたものがあった。小さなピンク色の物体。振動するタイプの玩具だ。リモコン付きの、明らかに大人のおもちゃ。俺の動きが止まる。美咲も気づき、体を起こす。

「あ……」

 彼女の頰が赤らむ。でも、恥ずかしがるだけじゃない。瞳に、好奇の光が宿った。俺の視線を捉え、唇を舐める仕草。玩具を指先で拾い上げ、ゆっくりと俺の胸に押しつける。スイッチが入り、低い振動音が部屋に響く。「これ……使ってみない? 拓也のせいで、こんな気分なんだから……」

 その瞬間、俺の背筋に震えが走った。義姉のこの顔、この玩具。欲望の火が、さらなる熱を灯す予感。続きが、待ちきれなかった。

(約1950字)