神崎結維

上司の指に委ねる新人の滑らかな疼き(第2話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第2話:部屋に忍び寄く剃毛の誘惑

翌日のオフィスは、雨天特有の静けさに包まれていた。窓外では雨が細やかに降り続き、曇天の光がガラスに滲む。美咲はデスクに座り、昨夜の余韻を振り払おうと資料に目を落とすが、集中は途切れがちだ。拓也の視線が、朝から何度も彼女の後ろ姿を捉えている。スカートのラインが、昨日より強く意識される。尻の曲線が、布地の下で微かに熱を帯びているようだ。

昼休みが過ぎ、午後の業務が一段落した頃。拓也が美咲のデスクに近づいてくる。いつもの落ち着いた足音が、彼女の心臓を早鐘のように鳴らす。

「美咲君、今日の夕方、空いているか。特別な業務の相談があるんだ」

声は低く、事務的に響く。だが、瞳の奥に昨夜の曖昧な熱が揺らめいている。美咲は頷くしかなかった。拒否する理由が見つからない。いや、探す気すら起きない。この揺らぎが、心地よい依存のように肌に絡みつく。

夕暮れが迫る頃、二人はオフィスを後にした。拓也の車内は、雨音とエンジンの低音だけが満ちる。目的地を告げられず、ただシートに身を委ねる美咲。窓ガラスに映る自分の横顔が、どこか別人のようにぼやけている。拓也の横目が、時折スカートの上から彼女のヒップをなぞるように感じる。触れていないのに、肌がざわつく。

車が止まったのは、都心の静かなマンションだった。夜のエレベーターが、二人の沈黙を増幅させる。拓也の部屋は、シンプルで洗練された空間。窓辺に街灯の光が差し込み、グラスに注がれた琥珀色のウィスキーが淡く揺れる。ソファに腰を下ろすよう促され、美咲は自然と膝を揃える。スカートの生地が、尻の膨らみを優しく強調する。

「ここで話す方が、落ち着くと思ってね。オフィスより」

拓也がグラスを差し出す。美咲は一口含み、喉の熱さが下腹部まで染み渡る。会話は仕事の延長のように始まるが、すぐに昨夜の言葉へ戻る。

「君の曲線について、もっと具体的に話そう。美咲君のヒップは、本当に美しい。完璧な丸みと張り。だが、もっと滑らかに、敏感に輝かせる方法がある」

言葉が、ゆっくりと耳に溶け込む。拓也の視線が、ストレートに彼女の腰から下へ。美咲の頰が熱くなり、グラスを握る手が微かに震える。美しいと言われ、拒否の言葉が喉で詰まる。依存の糸が、心の奥で絡まり始める。

「それは……どういう?」

声がかすれる。拓也は立ち上がり、ゆっくりと彼女の背後に回る。息づかいが、首筋に届きそうな距離。指先が、空気中をなぞるように彼女の腰辺りを指す。触れていない。だが、その気配だけで、美咲の尻が内側から疼き出す。

「剃毛だ。秘部の毛を丁寧に剃り落とす。すると、肌がより滑らかに、君の美尻の曲線が際立つ。指が滑るように、熱く反応するようになる」

提案は、静かに、しかし確信を持って響く。美咲の体が、びくりと反応する。想像が勝手に膨らむ。あの長い指が、自分の最も柔らかな部分に近づき、ゆっくりと刃を滑らせる。毛が落ち、露わになる肌。敏感になったヒップが、息一つで震える。拒否しなければならないのに、言葉が出てこない。この曖昧な緊張が、心地よい渦のように飲み込む。

「そんな……部長、それは」

抗議の声は弱く、拓也の笑みがそれを溶かす。ソファの背もたれに手をつき、彼女の肩越しに顔を寄せる。視線が絡み、互いの息が混じり合う距離。指先が、ついにスカートの裾に触れそうで触れない。空気が、甘く重く張り詰める。

「無理強いはしない。ただ、提案だ。君の美しさを、最大限に引き出すための。想像してみてごらん。滑らかな肌に、指が這う感触を」

拓也の声が、囁きに変わる。美咲の視線が、下へ落ちる。スカートの下の、自分の膝の上に疼く熱。尻の奥が、微かに収縮するような感覚。剃毛のイメージが、鮮やかに浮かぶ。無毛の秘部が、ヒップの曲線と一体化し、拓也の指に委ねられる。恋なのか、ただの錯覚なのか。この揺らぎが、胸を焦がす。

部屋の照明が、柔らかく二人の影を伸ばす。拓也の指が、ついに彼女の肩に軽く触れる。だが、そこから下へは進まない。境界線を、試すように留まる。美咲の体が、熱く火照る。触れてほしいのに、触れさせたくない。このギリギリの緊張が、肌を甘く苛む。

「どうだ、美咲君。明日の夜、ここで試してみないか。君の合意があれば、僕が丁寧に」

提案が、再び繰り返される。本心を隠したままの言葉。拓也の瞳に、揺らめく熱。美咲は、ゆっくりと頷く。拒否しきれぬ依存が、心を支配する。明日の約束が、胸に甘い疼きを刻む。

「わかりました……部長。お願いします」

声が震える。拓也の指が、肩から離れる。触れなかった距離が、逆に熱を煽る。グラスを空にし、美咲は立ち上がる。部屋を出る瞬間、背中に彼の視線が焼きつく。尻の曲線が、歩くたびに意識され、疼きが募る。

マンションのエレベーターで、一人になった美咲。鏡に映る自分の姿が、明日への予感に染まる。滑らかな肌に委ねる夜。あの指が、近づく瞬間。恋か錯覚か、曖昧な熱だけが、体に残る。雨の夜道を歩きながら、心臓が高鳴り続ける。

(2012文字)