黒宮玲司

レンズに委ねるアイドルの肌(第1話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第1話:カメラの冷たい視線の下で

 深夜のスタジオは、街灯の淡い光が窓から差し込むだけで、静寂が支配していた。玲司はデスクの向こうに腰を下ろし、22歳の人気アイドル、美咲を前にした。彼女は黒いワンピースを纏い、細い肩をわずかに震わせながら立っている。玲司のプロデュースで頂点に上り詰めた彼女だが、今夜は特別なオーディションだ。次のステップへ進むための、密室での「本気の証明」。

「美咲。座る必要はない。カメラの前に立ってくれ」

 玲司の声は低く、抑揚を抑えたものだった。部屋の隅に据えられた三脚のカメラが、赤い録画ランプを点滅させる。レンズは冷徹で、彼女の全身を無慈悲に捉える。美咲の瞳がわずかに揺れたが、玲司の視線に射抜かれ、足を動かした。ワンピースの裾が膝上で揺れ、滑らかな脚線が露わになる。

「これが……次の契約の条件ですか?」

 彼女の声は細く、しかし玲司は表情を変えない。ただ、ゆっくりと頷くだけだ。力関係は明確だった。玲司は彼女のキャリアを握る男。美咲はそれを知り、知ってなおここにいる。カメラのレンズが、彼女の胸元を拡大するようにズームインした。

「服を脱げ。すべてを」

 命令は短く、間合いを置いて発せられた。美咲の指がワンピースのファスナーを掴む。ジッパーの音が、静寂を裂く。布地が肩から滑り落ち、黒いレースのブラジャーと揃いのショーツが現れる。玲司の視線は動かない。彼女の肌を、隅々まで舐め回すように。美咲の頰が赤らみ、息が浅くなる。

「玲司さん……こんなところで、カメラの前で……」

「恥ずかしがるな。お前の肌は、俺のレンズで輝く。もっと近くに来い」

 玲司は椅子から立ち上がり、彼女に近づく。距離は完璧だ。一歩で美咲の吐息が彼の胸に触れる距離。指先が彼女の肩に触れた瞬間、美咲の体がびくりと震えた。玲司の指は冷たく、しかし確実に肌をなぞる。鎖骨の窪みからブラのストラップへ。ゆっくりと外す。

 ブラジャーが落ち、豊かな胸が露わになる。ピンク色の頂が、冷たい空気に硬く尖る。カメラのレンズがそれを捉え、玲司の視線がそれを支配する。美咲の瞳に、戸惑いと甘い疼きが混じる。

「美しい。だが、まだ足りない。下も脱げ」

 その声は低く、耳元で囁かれた。美咲の指がショーツの縁に掛かる。布地が太腿を滑り、床に落ちる。全裸の彼女は、玲司の前に立った。玲司の指が今度は腰に回り、腹部の柔らかな曲線を撫でる。肌が熱を持ち、微かな湿りが指先に伝わる。

「玲司さん……これで、いいんですか?」

「いや。もっとだ。お前のすべてを、俺に委ねろ」

 玲司のもう片方の手が、彼女の顎を掴む。視線を固定し、唇を近づける。美咲の息が乱れ、抵抗する間もなく、唇が重なる。柔らかく、しかし玲司の舌が主導権を握る。深く侵入し、彼女の甘い味を貪る。キスは長く、カメラの赤い光が二人の影を映す。

 美咲の体が玲司に寄りかかる。理性が溶け始め、腰が無意識に擦り寄る。玲司の指が背中を滑り、尻の丸みを掴む。甘い疼きが彼女の芯を震わせる。唇が離れた時、美咲の瞳は潤み、頰は火照っていた。

「これで……終わり?」

 玲司は微笑まず、ただ視線を落とす。彼女の股間の柔らかな茂みへ。指先がそこに近づき、軽く触れる。湿った熱が指に絡む。

「まだだ。次は、もっと深く。お前の肌が、俺のものを求めるまで」

 カメラのレンズが、二人の緊張を克明に記録する。美咲の吐息が部屋に満ち、次なる侵入への予感が、甘く肌を疼かせる。

(約1980字)

次話へ続く──玲司の視線が、美咲の全身を固定し、繋がりの瞬間が迫る。