雨宮凪紗

妊婦妻の熟香に女装夫が溶ける(第1話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第1話:妊娠妻の甘く濃厚な体臭に女装夫が息を詰まらせる

 平日の夜遅く、都会のマンションの一室。雨音が窓ガラスを叩き、街灯の淡い光がカーテンを透かす。26歳の拓也は、柔らかなシルクのネグリジェを纏い、鏡の前で自分の姿を確かめた。肩まで伸ばしたウィッグの髪が滑らかに落ち、淡いピンクの香水が肌に溶け込む。女装した自分の体が、甘く妖しい熱を帯びていた。

 隣室から漂う妻の匂い。29歳の美咲は妊娠8ヶ月を迎え、体全体から溢れ出る熟れた体臭が、部屋中に満ちていた。甘く濃厚で、ミルクのようなまろやかさと、汗ばんだ肌のむせ返るような深み。拓也の鼻腔をくすぐり、胸の奥をざわつかせる。あの匂いに、息が詰まるほど惹きつけられる。

「美咲……」

 拓也はベッドルームへ滑り込み、シーツに横たわる妻の姿に目を奪われた。ゆったりしたワンピースが、丸みを帯びたお腹を優しく包む。美咲の黒髪が枕に広がり、首筋が汗でわずかに光る。彼女の視線が拓也を捉え、唇が緩やかに弧を描いた。

「拓也、今日もその姿……可愛いわ。来て」

 美咲の声が甘く響き、拓也の体を熱くする。女装姿のままベッドに近づき、そっと妻の肩を抱き寄せた。互いの肌が触れ合い、即座に熱が伝わる。美咲の首筋から、甘酸っぱい体臭が立ち上る。妊娠の影響で濃くなったフェロモンが、拓也の鼻を直撃した。

「ん……美咲の匂い、すごい……息、詰まるよ……」

 拓也は顔を埋め、首筋に鼻を押しつけた。温かな肌の感触と、むっとするほどの濃厚な香り。甘く熟れた果実のような、ミルクと汗が混じり合った匂いが、肺の奥まで染み込む。体が震え、股間が熱く疼き始めた。

「あっ、拓也の鼻……くすぐったい……でも、いい……」

 美咲の体がびくりと反応し、腕を拓也の背中に回す。彼女の息が耳元にかかり、熱い吐息が混ざる。拓也の女装した胸が美咲の膨らんだ乳房に押しつけられ、ネグリジェ越しに柔らかな弾力が伝わる。美咲も夫の匂いに引き込まれていく。

「拓也の香水……甘くて、肌の匂いが混じって……体、震えちゃう……」

 美咲の鼻が拓也の首に寄せられ、深く息を吸い込む。拓也が纏ったフローラルな香水と、男の肌から滲む微かな汗の酸味。それが美咲の体を火照らせ、お腹の奥を甘く疼かせる。互いの匂いが絡み合い、部屋の空気を重く甘く変えていく。

 拓也の手がお腹に滑り、優しく撫でる。妊娠8ヶ月の丸みが、温かく脈打つ。そこから立ち上る匂いはさらに濃密で、首筋とは違う深みがあった。甘く湿った、熟れた果汁のような体臭。拓也の鼻を這わせ、お腹全体に顔を寄せる。

「ここ……美咲のお腹の匂い、たまらない……むわっと甘くて、頭クラクラする……」

 鼻先で肌をなぞり、息を吹きかける。美咲の体が震え、甘い吐息が漏れる。お腹の皮膚が熱く火照り、匂いが一層強くなる。汗と体液が混じった、妊婦特有の濃厚な香りが拓也を溶かす。女装した自分の体が、妻の熱に溶け込むように密着した。

「はあっ……拓也の息、熱い……お腹、感じちゃう……もっと、嗅いで……」

 美咲の指が拓也のウィッグを優しく掻き分け、背中を爪で軽く引っかく。互いの体臭が激しく混ざり、息づかいが荒くなる。拓也の唇が美咲の首筋に触れ、軽く吸う。塩辛い汗の味と甘い匂いが口内に広がる。

 美咲も負けじと、拓也の耳朶に唇を寄せ、甘い香水の香りを吸い込む。舌先で耳を舐め、湿った音が響く。拓也の体がびくんと跳ね、女装下着の中で熱が爆発しそうになる。

「美咲……匂い、分け合おう……」

 拓也の言葉に、美咲の目が潤む。二人は顔を上げ、互いの唇を重ねた。柔らかく熱いキス。舌が絡み、唾液が混じり合う中で、匂いを分け合う。美咲の口内から妊婦の甘い体臭が流れ込み、拓也の香水が美咲の喉をくすぐる。息が熱く混ざり、肺が互いの香りで満たされる。

 キスを深くし、体をさらに密着させる。お腹が拓也の腰に押しつけられ、温かな鼓動が伝わる。美咲の乳房がネグリジェを押し上げ、甘い予感を匂わせる。あの胸から溢れそうな蜜香が、かすかに漂い始めた。

 唇を離すと、二人は荒い息を吐き、互いの顔を見つめ合う。肌が震え、匂いが部屋を支配する。美咲の胸元から、ミルクのような甘い香りが強くなり、拓也の鼻を誘う。

「美咲の胸……あの蜜香、嗅ぎたい……」

 美咲の唇が微笑み、拓也の手を胸に導く。次に訪れる甘い誘惑が、二人の夜をさらに熱くする予感に満ちていた。

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