この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。
## 第1話:夜行便の指先誘惑
深夜の空港ラウンジ。
蛍光灯の淡い光が、ガラス窓に雨粒を映す。
20歳の俺、拓也は、疲れた体をシートに沈め、夜行便の搭乗を待つ。
平日深夜のフライト。乗客はまばらで、皆静かに酒を傾け、都会の喧騒を忘れた顔。
搭乗口へ向かう通路、足音が響く。
機内へ。
エコノミーの後方席。窓際。
エンジンの低音が体を震わせ、離陸。
街灯の帯が下へ流れ、闇が機内を包む。
照明が落とされ、静寂。
乗務員の足音だけが、絨毯の上を滑る。
ドリンクサービスの時間。
彼女が現れる。
キャビンアテンダント、玲奈。
名札に刻まれた名前。28歳の、グラビアアイドルを思わせる肢体。
制服のスカートが膝上ギリギリ、黒ストッキングが脚線を締め上げる。
胸元のカットが深く、白い肌を覗かせる。
髪をアップにまとめ、耳元に揺れるピアス。
唇、艶やか。
俺の視線を、捕らえる。
「ドリンクはいかがですか?」
声、低く甘い。
トレイを傾け、俺の前に立つ。
指先がグラスを滑らせ、ウイスキーを注ぐ。
氷の音。
彼女の指が、俺の手に触れる。
かすか。
一瞬。
なのに、電流。
肌がざわつく。
視線を上げると、彼女の瞳。
湿った、黒い渦。
絡みつく。
「ゆっくりお休みくださいね。」
微笑み。
唇の端が、わずかに上がる。
主導権は、誰のもの?
席を離れ、次の乗客へ。
尻尾の揺れ。
制服の生地が、ヒップを張らせる。
俺の息、止まる。
再び戻る。
「何かありましたら、お呼びください。」
今度は、俺の肩に手。
軽く、撫でるように。
爪の感触。
熱い。
瞳が、再び。
俺の奥へ、覗き込む。
抵抗。
視線を逸らそうとする俺。
だが、引き戻される。
彼女の舌先が、唇を湿らせる仕草。
無意識か、意図か。
綱引き。
力の均衡が、揺らぐ。
機内は暗く、隣席の男は眠り、他の乗客も目を閉じる。
彼女だけが、動く。
俺の列に戻る。
「シートベルト、緩んでますよ。」
身を屈め、俺の腰に手。
指が、ベルトを直す。
布地越しに、腹筋へ触れる。
息が、熱い。
彼女の吐息が、首筋に。
甘い香水。
体温が、伝わる。
「これで、大丈夫。」
顔を上げ、瞳。
近い。
睫毛の影が、俺の頰を撫でるよう。
俺の手が、無意識に動く。
彼女の腕に、触れそう。
止める。
彼女の唇、弧を描く。
勝ちか、負けか。
サービス終了。
照明がさらに落とされ、機内は闇の海。
俺の心臓、鳴り続ける。
彼女の姿が、網膜に焼きつく。
グラビアのような曲線。
制服が、張りつめる胸。
脚の、しなやかさ。
再び、足音。
俺の席へ。
「何か、お手伝いできることありますか?」
囁き。
トレイの代わりに、小さなカード。
名刺。
指先で、俺の掌に滑り込ませる。
触れ合い。
長く、湿る。
「ごゆっくり。」
去る背中。
ヒールの音が、遠ざかる。
掌を開く。
名刺。
表に、玲奈の名前、連絡先。
裏返す。
写真。
グラビアショット。
ビキニ姿の彼女。
砂浜で、波に濡れた肌。
胸の谷間が、深く。
腰のくびれ、ヒップの丸み。
瞳が、こちらを誘う。
深夜の機内で、俺の股間が疼く。
熱く、硬く。
彼女の意図。
偶然か、狙いか。
視線を感じる。
振り返る。
通路の先、彼女。
こちらを、振り返る。
微笑み。
湿った瞳が、闇を貫く。
再会を、予感させる。
この夜が、終わるまで。
俺の体は、震え続ける。
(第1話 終わり/約1950字)
—
次話予告:空港ラウンジでの偶然の再会。私服姿の玲奈のグラビアボディが、拓也の視線をさらに絡め取る。膝の触れ合い、吐息の熱。連絡先の交換が、次なる夜を約束する……。