久我涼一

義姉美脚の囁き手ほどき(第2話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第2話:脚の重み、ズボン越しの細指

 美香の言葉が、部屋の空気に溶け込むように残っていた。「大人なんだから、素直になりなさい」。俺の指は、彼女のふくらはぎを揉むのを止められず、ただ機械的に動く。ストッキングの滑らかな表面が、指先に絡みつく感触が、頭の中を熱くかき乱す。膝の上に置かれた右脚の重みが、ズボン越しにじんわりと伝わり、俺の股間を無視できないほどに刺激する。隠そうとしても、すでに遅い。膨らみが、布地を押し上げるのが自分でもわかる。

 美香はワイングラスをテーブルに置き、ソファの上で少し体を寄せてくる。彼女の左脚が、俺の膝から滑り落ちるように動き、ゆっくりと内腿に沿って降りてきた。意図的だ。ストッキングの足裏が、俺の股間の膨らみに、軽く、しかし確実に触れる。柔らかな圧迫感が、電流のように走る。

「ん……浩太、ここも凝ってるみたいね」

 彼女の声は囁きに近く、低く甘い。視線を落とすと、美香の足指がストッキングの中で微かに曲がり、俺のズボンの膨らみを優しく押している。偶然じゃない。この感触は、俺の興奮を確かめるためのものだ。俺は息を詰め、揉む手を止めるが、美香の右脚はまだ膝の上にあり、逃がさない。

「美香さん、待って……」

 言葉が掠れる。拒否のつもりだったが、声に力がない。彼女の目は、俺の顔をじっと見つめ、唇の端に微かな笑みを浮かべている。穏やかで、しかしどこか獲物を弄ぶような光。平日夜のマンションは静かで、外の街灯の光がカーテン越しにぼんやりと差し込み、リビングを淡い橙色に染める。ジャズのメロディーが遠くで流れ、互いの息づかいだけが際立つ。

 美香の左手が、ソファの背もたれから滑り落ち、俺の腰に近づく。細い指先が、シャツの裾を掠め、ズボンの上からゆっくりと太腿をなぞる。俺の体が、びくりと反応する。彼女の右脚は膝の上に固定されたまま、左脚の足裏が股間の膨らみを優しく擦るように動く。ストッキングのナイロンが、布地越しに微かな摩擦を生み、熱を増幅させる。

「ふふ、こんなに硬くして。脚を揉んでるだけで、こんなになるなんて……浩太、意外と我慢弱いわね」

 言葉が、耳元で甘く刺さる。言葉責め――前話の続きのように、彼女の声は優しく、しかし容赦ない。俺は視線を逸らそうとするが、美香の左手がズボンの上から股間に触れる。細い指が、膨らみの輪郭を確かめるように、軽く握る。親指と人差し指で、根元から先端までをゆっくりと撫で上げる。ズボンの生地が薄いせいか、その動きが直に伝わり、俺の下腹部が熱く疼く。

「美香さん、そんなの……だめだよ」

 抗議の言葉を口にしても、体は正直だ。股間が、彼女の指の動きに合わせてさらに膨張する。美香の細指は、器用に圧をかけ、時には軽く叩くように刺激する。ズボン越しの感触が、逆に生々しく、直接触れられるより焦らされるような甘い苛立ちを生む。彼女の左脚は足裏で膨らみを支え、右脚の踵が俺の膝を押さえつける。美脚の全体が、俺を絡め取るように絡みつく。

「だめ? でも、浩太のここ、喜んでるわよ。熱くて、ビクビク動いてる。私の脚と手で、こんなに感じてるのね。大人しく我慢しなさい。まだ、始まったばかりなんだから」

 彼女の囁きが、息を吹きかけるように近い。美香の顔が、わずかに紅潮している。編集の仕事で鍛えられた細長い指が、ズボンの上からリズミカルに上下する。握る強さを微妙に変え、時には指先で先端をくるくると撫で、時には掌全体で包み込む。俺の腰が、無意識に浮きそうになるのを、彼女の脚が押さえつける。ストッキングの光沢が、部屋の灯りに照らされ、脚の曲線を妖しく浮かび上がらせる。膝裏の窪み、ふくらはぎの張り――そのすべてが、俺の視界を支配する。

 理性が、溶けていく。妻のいないこの部屋で、血のつながらない義姉の手と脚に、こんな快楽を与えられるなんて。拒めばいいのに、体が動かない。むしろ、この状況を終わらせたくない衝動が、胸の奥から湧き上がる。同居の日常が、こんな風に崩れていく。美香の視線が、俺の目を捉え離さない。そこには、穏やかな微笑みの下に、互いの欲望を共有するような熱が宿っている。彼女の息も、少しずつ乱れ始め、胸の上下がブラウスを微かに揺らす。

「浩太、目を逸らさないで。私の手、感じてるんでしょう? 脚も見て。ストッキング越しに、こんなに熱くなって……あなたのを、優しく苛めてるのよ。いい子だから、声出さないで我慢して」

 指の動きが、少し速くなる。ズボン越しの刺激が、頂点近くまで俺を追い詰める。彼女の言葉が、頭の中に響き、快楽を倍増させる。美脚の重みが、逃げ場を塞ぎ、細指の巧みな動きが、理性の糸を一本一本切っていく。俺は唇を噛み、ただ耐える。互いの視線が、熱く絡み合う。このままでは、限界が来る。美香の目が、さらなる深みを予感させる。

 彼女の左手が、ズボンのファスナーを掠めるように動き、息がさらに熱く混じり合う。夜の部屋に、抑えきれない疼きが満ちていく。

(第3話へ続く)