三条由真

妊婦グラドルの揺らぐ赤ちゃん甘え(第3話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第3話:腹熱の膝上、逆転の囁き圧

 雨音が窓ガラスを叩き続ける平日の夜。美咲のマンションの室内は、ワインの残り香と二人の息遣いが混じり、静かな熱を帯びていた。28歳のグラビアアイドル、美咲はソファの上で体を起こし、悠真の顔を両手で包んだまま、唇を離した。妊娠6ヶ月の腹が柔らかく膨らみ、ワンピースの布地を押し上げる。悠真の言葉──「ママ、次は僕があげるよ。もっと深い甘えを……」──が耳元に残響し、彼女の瞳を揺らがせていた。主導権を握り返すはずのキスが、逆に境界を曖昧に溶かした瞬間。空気が凍りつき、次の溶ける甘い震えを予感させる。

 美咲は息を整え、微笑みを浮かべて悠真の肩を押さえつけた。膝枕の体勢を保ち、優位を装う。「ふふ、生意気な赤ちゃん。ママがもっと甘やかしてあげるわ。いい子でおあずけ、ね?」声に甘い圧を込め、指先で彼の頰をなぞる。グラビアの仕事で磨いた視線操作で、悠真の瞳を捕らえる。赤ちゃんプレイを深め、彼女のペースに引き戻す。胸元を軽く寄せ、布地越しに柔らかな膨らみを強調した。「ほら、ママのミルク、欲しいんでしょ? 口開けて、あーんしてごらん」言葉の端に、境界を引く遊び心を忍ばせる。悠真の唇が微かに開き、彼女の指を甘く含む感触に、美咲の胸が熱くなった。主導権は、まだ彼女のもののはずだ。

 だが、悠真の反応は微妙にずれていた。指を優しく吸いながら、視線を腹の曲線へ滑らせる。熱く、執拗に。膝の上で体をわずかにずらし、頰をワンピースの裾に寄せた。「ママのミルクより……ここがいい。僕のママのお腹、温かくて、鼓動が聞こえるよ」声は幼く甘えを装いつつ、低い響きに圧が潜む。指が腹の側面をゆっくり撫で始め、胎動の位置を探るように円を描く。美咲の体が、びくりと震えた。聖域への接近に、息が詰まる。「あっ……悠真、まだよ。ママが許すまで、我慢しなさい。」言葉で制すが、手を重ねる力が弱い。指先が触れ合う感触に、空気が一瞬凍りついた。

 悠真の瞳が細められ、囁きが膝の上から零れる。「ママの鼓動、速くなってる。僕の甘えで、熱くなってるんでしょ?」視線が絡みつき、美咲の心を試す。彼女は膝枕を続け、頭を優しく撫でて優位を保とうとする。「ふふ、甘えん坊のくせに、賢いわね。でも、ママのルールよ。まずは膝の上でおとなしく」口から指を引き抜き、今度は自分の腹に悠真の手を導く。布地越しに温もりを共有し、胎動を共に感じさせる。グラビアポーズのように体を傾け、腹の膨らみを彼の掌に預けた。「ほら、感じて。ママの中の命が、君の甘えを歓迎してるわ」甘い言葉で境界を操作し、主導権を再確認するはずだった。

 胎動が微かに波打ち、悠真の掌に伝わる。美咲の内側から熱が広がり、腹の肌が疼く。だが、悠真の手は止まらず、ゆっくりと頂点をなぞった。指の圧が、鼓動と同期するように深まる。「ママのここ、僕のものみたい……。もっと甘えさせて。僕がママを、あやしてあげるよ」声の端に、微かな抵抗が混じる。膝の上で体を起こし、美咲の腰を抱き寄せる体勢へ移行。視線が深く沈み、息が腹の布地に熱く吐き出される。美咲の頰が熱くなり、息が乱れた。「んっ……待って、悠真。ママが……主導権はママの……」言葉が掠れ、空気が再び凍る。心理の綱引きが激化し、互いの視線が絡みつく。

 悠真の指がワンピースの裾を優しくめくり、素肌に触れた。柔らかな腹の曲線が露わになり、街灯の淡い光が肌を照らす。妊娠の豊かな膨らみが、息遣いに合わせて微かに揺れる。「ママの肌、こんなに熱い……。僕の赤ちゃんの甘えで、溶けちゃうよ」囁きに甘い圧が宿り、掌全体で腹を包み込む。胎動が強まり、内側から熱い波が美咲の全身を駆け巡った。膝枕の体勢が崩れかけ、彼女はソファに背を預け、悠真の頭を胸に引き寄せる。「あぁ……悠真の、甘えが……強すぎるわ」声が震え、主導権が揺らぐ。悠真の唇が腹の肌に触れ、優しくキスを落とす。湿った感触が、鼓動を煽る。

 沈黙が二人を包む。雨音だけが響く中、腹の温もりと悠真の息が絡み合う。美咲の指が彼の髪を強く握り、抵抗を試みるが、体は熱く反応した。視線が交錯し、どちらが折れるのかを探る綱引き。悠真の舌先が肌をなぞり、胎動の頂点に寄せる。「ママ、感じてるね。お腹の中が、僕を呼んでる……。もっと深いところで、甘えさせて」言葉の圧に、美咲の心が折れかかる。胸の奥が疼き、甘い震えが腹の奥まで広がった。部分的な頂点──強い快楽の波が、彼女を震わせる。「はぁっ……悠真、だめ……ママが、負けちゃう……」息が熱く吐き出され、体がびくりと弓なりに反る。空気が溶け、互いの境界が一瞬で曖昧になる。

 悠真は抵抗せず、ただ視線を上げて微笑んだ。掌が腹を優しく守るように撫で続け、囁きが続く。「ママの震え、素敵だよ。僕の甘えが、ママをこんなに熱くするなんて……。次は、ベッドで本気の赤ちゃんプレイ、しようか。ママの全部を、僕があやしてあげる」提案に甘い誘いが潜み、美咲の瞳が揺らぐ。主導権の逆転が、深淵を開く。彼女は息を乱したまま、頷きかける。腹の鼓動が二人を繋ぎ、雨の夜が頂点への期待を静かに高めた。どちらが操るのか、分からない均衡の余韻に、肌の熱が残る。

(約2020字)

 ──次話へ続く──