蜜環

不倫の唇、四人の饗宴(第2話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第2話:後輩の脈、喉の渇望

 翌夜。平日、雨余韻の湿気がマンションの廊下に残る。浩一、出張で不在。美里、三十二歳。黒のシルクブラウスが肩を滑り、膝丈スカートの下、素肌が灯りに透ける。昨夜の影、四人の視線が肌に刻まれ、疼く。唇、未だ熱い。インターホン、短く鳴る。拓也、二十八歳。後輩の面影、ドア開くとネクタイ緩め、ワインの瓶を携え。「美里さん、昨夜の続き、持ってきた」声、低く掠れ。瞳、貪欲に輝く。血縁などない、ただの男。夫の影、遠く。

 リビング、ソファに沈む。グラスに赤ワイン注ぎ、氷音なく傾ける。雨音、窓に叩き、静寂を濃くする。拓也の膝、美里の膝に寄る。僅か、隙間。昨夜の指の感触、顎に蘇る。「健太さんたち、連絡来たよ。美里さんの唇、忘れられないって」拓也の指、グラスを滑らせ、美里の手に触れる。熱い。指、絡む。美里、微笑む。唇、湿らせる。ワインの雫、下唇に落ち、舌で拭う。ゆっくり。拓也の喉、鳴る。息、止まる。

 視線、交錯。拓也の瞳、昨夜の四人を映す。健太の掠れ声、翔の膝の熱、大輔の肩の影。美里の胸、上下。ワイン、二杯目。グラス、底まで空。拓也の指、美里の顎に這う。昨夜の続き、ゆっくり持ち上げる。唇、近づく。熱い吐息、混じり。互いの息、甘く絡む。美里の唇、開き、拓也の唇に沈む。柔らかく、濡れ。舌先、探り、絡め取る。深く喉まで届かぬ渇望に。拓也の体、震え出す。手、美里の肩に沈み、ブラウスを滑らせる。

 キス、途切れぬ。美里の指、拓也の胸に這う。ネクタイ、緩め、シャツのボタン、外す。一つ、二つ。胸板、露わ。熱く、脈打つ。拓也の息、荒く。「美里さん……」囁き、唇再び貪る。美里の舌、積極に侵す。甘いワインの味、混ざる。ソファ、軋む。拓也の腰、美里の膝に寄せ、膨らみ、硬く張る。美里の視線、下に落ちる。疼き、喉の奥、渇く。指、ベルトに伸び、ゆっくり外す。ジッパー、下ろす音、雨音に溶ける。

 拓也の熱、露わ。美里の唇、近づく。息、熱く吐きかけ、震わせる。舌先、頂に触れ、ゆっくり這う。濡れ、包む。拓也の腰、跳ね、指が美里の髪に沈む。優しく、導く。美里の唇、沈む。深く、根元まで。喉の奥、圧迫され、震え。拓也の吐息、荒く、部屋に満ちる。「あ……美里さん、すごい……」声、掠れ。美里の舌、絡め、吸い、上下。リズム、甘く、容赦なく。喉、鳴る。ワインの余韻、熱く混ざる。拓也の体、弓なりに反り、指が強く髪を握る。

 動き、止まらぬ。美里の視線、上へ。拓也の瞳、溶けゆく。昨夜の四人、脳裏に閃く。健太の指、翔の膝、大輔の息。全員の影、拓也の背に重なる。美里の喉、深く沈め、震わせる。快楽の波、拓也を飲み込む。唇、濡れ、光る。唾液の糸、引く。美里の欲、溢れ出す。合意の熱、互いの視線で確かめ、深く沈む。拓也の腰、微動だにせず、耐える。頂点、近づく。

 突然、拓也のスマホ、光る。着信音、短く。画面、健太の名。拓也、息を荒げ、無視。だが、再び鳴る。翔、大輔。美里の唇、止まぬ。喉の奥、沈んだまま、視線を上げる。拓也の瞳、揺れ。「彼ら……来る気だ」と囁き、指が美里の頰を撫でる。美里の舌、激しく絡め、応じる。スマホ、三度目。メッセージ音。影、動き出す。四人の輪、拓也を通じて迫る。美里の唇、深く沈み、拓也を震わせる。快楽の頂、寸前。

 拓也の体、硬直。熱、爆ぜる。美里の喉、受け止め、飲み込む。ワインの味、混ざり、甘く。唇、分かれ、糸引く。拓也の息、乱れ、美里の顎を持ち上げる。キス、再び。深く。「他の三人、待ってる。美里さんの唇、俺たち全員のもの」視線、焼く。美里の体、震え。合意の予感、濃く。雨音、激しく。扉の向こう、影の足音、聞こえる気がする。

 夜、まだ深い。四人の饗宴、何を飲み込むのか。

(約1980字)

──次話へ、三人の影が美里を囲む。唇の渇望、頂点へ。