紅蓮

女優の視線に堕ちるM男(第2話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第2話:楽屋の爪痕視線

 紅音の視線が、拓也のすべてを絡め取っていた。控室の空気は熱く淀み、雨の音が外から絶え間なく叩きつける。平日深夜のスタジオは、遠くで機械の微かなうなりだけが響き、深い沈黙に包まれている。拓也の指は、命令されたように再び熱く張りつめた己のものを捉え、ゆっくりと上下に滑らせ始めた。恥辱が胸を刺すが、それ以上に紅音の瞳の熱が体を震わせる。逃げられない。彼女の存在が、空間を独占していた。

「いいわ……そのまま。私の目を見て」

 紅音の声は低く、甘く響く。彼女はソファの前にしゃがみ込み、拓也の膝に爪を這わせた。高跟の先が、ズボンの生地越しに肌をなぞる。軽い痛みが走り、拓也の息が乱れる。指の動きが自然と速まり、下腹部に甘い疼きが爆発し始める。紅音のローブがわずかに開き、汗ばんだ谷間が覗く。彼女の息遣いが熱く、拓也の顔に吹きかかる。視線が股間に落ち、唇がわずかに湿る。

 拓也の心臓が激しく鳴る。M男の血が騒ぎ、紅音の支配に体が溶けていく。彼女の爪が膝から太腿へ、ゆっくりと上へ這い上がる。生地を引っ掻く音が、控室に響く。痛みと興奮が混じり、指の扱きが激しくなる。「あっ……紅音さん……」吐息が漏れ、背を反らす。紅音の瞳が燃え、独占欲に満ちて拓也を射抜く。あの撮影の残像が重なり、感情が渦を巻く。彼女の視線だけが、世界のすべてだ。

「もっと激しく。私のせいでこんなに熱くなったんでしょ? 私だけ見て、他のことなんか忘れて」

 紅音の言葉が、拓也の理性を砕く。爪が太腿の内側を強く押し、熱い衝撃が股間まで伝わる。拓也は頷き、指を加速させる。脈打つものが限界まで膨張し、先端から透明な雫が零れる。汗が首筋を伝い、二人の息が荒く絡み合う。紅音の息遣いが近づき、彼女の唇が耳元すれすれで囁く。「感じてるのね……私の視線で、こんなに震えて。かわいいわ、拓也くん」

 感情が爆発した。拓也の体が熱く痙攣し、紅音の名を呼びながら指を激しく扱く。彼女の爪が今度はシャツの裾から素肌に触れ、腹部を軽く掻き毟る。赤い痕が残り、甘い痛みが快楽を煽る。控室の空気が二人の熱気で満ち、雨音すら遠くなる。紅音の瞳が細まり、満足げに微笑む。だが、それは終わりじゃない。彼女の独占欲が、さらなる渇望を呼び起こす。

 拓也の頂点が近づく。指の動きが頂点を迎え、体が硬直する。「紅音さん……もう……!」声が震え、視線が彼女にすがる。紅音は爪を立てたまま、ゆっくりと立ち上がった。ローブの紐を解き、布地を肩から滑らせる。豊かな胸が露わになり、撮影の余韻で火照った肌が灯る。彼女の手が自身の秘部へ伸び、指を優しく這わせ始める。息が熱く漏れ、拓也の視線を誘う。

「見て……私も、熱くなってるの。あなたを見て、こんなに疼いてる」

 紅音の指が湿った音を立て、ゆっくりと動き出す。彼女の瞳が拓也を捉え、互いの視線が熱く絡みつく。爪痕の痛みが残る肌が震え、拓也の指も再び加速する。二人の息遣いが同期し、控室に甘い吐息が満ちる。紅音の腰がくねり、唇から小さな喘ぎが零れる。「あっ……いいわ、拓也くん。一緒に……感じて」感情の渦が二人を飲み込み、互いの熱が空気を通じて伝わる。独占の視線が、肌を焦がす。

 拓也の体が限界を迎える。紅音の悶えに視線を奪われ、激しい波が爆発した。白い飛沫が飛び散り、ソファを汚す。息が荒く、視界が白く染まる。紅音もまた、指の動きを速め、体を震わせて頂点に達する。甘い声が控室に響き、彼女の瞳が満足げに輝く。二人は息を切らし、互いの視線を交わす。紅音はローブを羽織り直し、爪で拓也の頰を優しく撫でる。

「ふふ……興奮したわね。でも、これで終わりじゃない。次は一緒に、もっと深く……私の視線に、完全に堕ちなさい」

 彼女の言葉が、拓也の心に爪を立てる。体が再び熱く疼き始め、逃れられない予感が胸を満たす。紅音は微笑み、ドアの方へ視線を移した。雨の夜は、まだ終わらない。

(第3話へ続く)