如月澪

人妻上司の女装絶頂 ~オフィス蜜誘惑~(第2話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第2話:女装の鏡とためらいのキス

週末の午後、健太は遥さんのマンションの前に立っていた。心臓の鼓動が、耳元で響く。オフィスでのあの誘いから二日。断る理由を探したけど、結局、好奇心が勝った。32歳の人妻上司の家に、25歳の独身男が遊びに来るなんて。日常の延長とは思えないのに、なぜか自然な流れのように感じる。

インターホンを押すと、すぐにドアが開いた。遥さんはカジュアルなワンピース姿で迎えてくれる。黒髪を軽くまとめ、柔らかな笑顔。オフィスとは違う、リラックスした空気。

「来てくれたのね、健太くん。入って、入って」

リビングは清潔で、棚に並ぶドレスやウィッグが目を引く。女装コレクションだ。遥さんはお茶を淹れながら、軽く説明を始める。

「ここが私の秘密基地よ。夫は出張が多くて、週末は一人で楽しんでるの。血縁じゃないけど、義理の家族みたいな関係で、干渉少ないわ」

健太はソファに座り、緊張を紛らわすようにお茶を飲む。遥さんの視線が、優しくこちらを捉える。話はオフィスの続きから。残業の疲れや、部下のミス話で笑い合う。自然と距離が縮まる。

「じゃあ、早速試してみましょうか。健太くんに似合いそうなの、選んであげる」

遥さんがクローゼットから取り出したのは、淡いピンクのワンピースとウィッグ。ストッキングとメイク道具も揃っている。健太は戸惑う。男の自分が、こんなものを着るなんて。

「え、僕が……本当に?」

「大丈夫よ。最初はみんな動揺するわ。私もそうだったもの。鏡の前で自分を見たら、意外とワクワクするの」

遥さんの手が、健太の肩にそっと触れる。優しい圧力に、拒否の言葉が喉で止まる。着替え室に促され、健太は一人で服を脱ぐ。肌寒い空気が体を撫で、緊張が高まる。ワンピースを着てみたら、予想外にフィットする。ウィッグをかぶり、鏡の前に立つ。

そこに映ったのは、自分じゃない。柔らかな曲線を描くシルエット。頰が熱くなる。恥ずかしさと、奇妙な興奮。男らしいはずの体が、こんな姿に変わるなんて。

「わあ、健太ちゃん、かわいい!」

遥さんが入ってきて、目を輝かせる。彼女の視線が、体中を這うように感じる。メイクを直してくれるため、顔が近い。指先が頰をなぞり、リップを塗る。息が混じり合う距離。健太の心臓が激しく鳴る。

「どう? 自分で見てごらん」

鏡の前に並んで立つ。遥さんの手が、健太の腰に回る。軽く抱き寄せられる形に、体が固まる。彼女の胸が背中に触れ、温もり伝わる。香水の甘い匂いが、頭をくらくらさせる。

「似合ってるわ。女の子みたい……いや、それ以上に魅力的」

遥さんの声が、耳元で囁く。ためらいの心理が、健太の中で渦巻く。興味? 好奇心? それとも、遥さんへの想い? オフィスでは上司と部下。でも今は、二人きりの空間。彼女の人妻という立場が、背徳的な緊張を生む。

「遥さん、これ……変な感じです。でも、嫌じゃないかも」

健太の声が震える。遥さんは微笑み、ゆっくり振り向かせる。瞳が合う。静かなリビングに、二人の息遣いだけが響く。彼女の唇が、近づく。ためらいの間。健太も、無意識に目を閉じる。

柔らかな感触。キスは優しく、探るように始まる。舌が軽く触れ合い、甘い熱が広がる。遥さんの手が背中を撫で、ワンピースの裾をそっと持ち上げる。ストッキング越しの肌が、熱を持つ。健太の体が反応し、腰が微かに動く。

「ん……健太ちゃん、感じてるのね」

キスが深まる。遥さんの指が、首筋をなぞる。ためらいながらも、互いの体温が溶け合う。健太は彼女の腰を抱き、引き寄せる。合意の流れが、自然に生まれる。人妻の柔らかな胸が押しつけられ、息が乱れる。女装姿の自分が、こんなに敏感になるなんて。

少し離れ、遥さんが微笑む。頰が赤らんでいる。

「ふふ、ドキドキしたわ。あなたもね」

日常の延長のような会話で、心が許す。遥さんはキッチンでおつまみを出してくる。二人でワインを傾けながら、オフィスの秘密を共有する話に花が咲く。

「月曜日、オフィスであなたを見るのが楽しみ。女装のあなたを、想像しちゃうわ」

その言葉に、健太の胸がざわつく。オフィスで、こんな関係を隠す緊張。期待が膨らむ。

ふと、遥さんがコンビニの袋を取り出す。さっき買いに行ったらしい。

「そういえば、今日の昼、コンビニで失敗しちゃったのよ。おにぎりを温めようとして、レンジの時間を間違えて、ちょっと固くなっちゃって。笑えるわよね」

健太も笑う。日常の小さな失敗談が、二人の空気を和ませる。ワインの酔いと、キスの余韻で、体が熱い。

夜が深まる。遥さんの手が、再び健太の手に絡む。息遣いが熱を帯び、互いの視線が絡みつく。女装の鏡前で、何かが始まりそうな予感。

この関係、オフィスに持ち帰ったらどうなるんだろう。健太は、遥さんの唇をもう一度、求めそうになる。

(第3話へ続く)