蜜環

女装ふたなり、視線の縄張り争い(第2話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第2話:首、硬さの明かし

 澪の指。
 ベルトの留め具、緩む音。
 ズボンを下ろす。
 拓也の股間、露わに。
 硬く反る肉茎。
 先走りが、光る。
 澪の視線、そこに落ちる。
 ゆっくり、指先でなぞる。
 根元から、冠へ。
 脈打つ熱、掌に収まる。
 拓也の息、乱れる。
 手首の絹紐、軋む。

 「硬いわね。」
 澪の声、耳元で溶ける。
 唇が、首筋に寄る。
 湿った息、肌を濡らす。
 舌先、わずかに這う。
 拓也の腰、勝手に持ち上がる。
 主導権、澪の掌に。
 だが、視線が絡む。
 拓也の瞳、澪の股間を射る。
 ドレスの裾、張った布地。

 澪の微笑。
 ゆっくり、裾をめくる。
 黒のストッキング。
 その下、膨らむ。
 パンティの輪郭、男の形。
 硬く、脈打つ。
 ふたなりの証、明かされる。
 拓也の視線、飲みつくす。
 熱が、互いの股間に集中。
 澪の指、自身の膨らみを撫でる。
 布越しに、擦る。
 吐息が、漏れる。
 「見て。あなたと同じ。」

 視線の縄張り。
 拓也の瞳、澪の硬さを捕らえる。
 澪の視線、拓也の肉茎を煽る。
 互いの欲望、膨張。
 部屋の空気、熱く淀む。
 雨音、遠く。
 氷のグラス、溶ける音だけ。
 澪の指、拓也の先端を摘む。
 親指で、塗り広げる。
 甘い痺れ、背筋を駆け上がる。
 拓也の唇、開く。
 声、出ない。

 澪の手、引き出しへ。
 もう一本の絹紐。
 黒く、滑る。
 拓也の首に、巻きつく。
 緩く。
 息、苦しくない。
 なのに、喉が鳴る。
 紐の端、澪の掌に。
 軽く、引く。
 拓也の顔、近づく。
 唇が、触れ合う。
 柔らかい。
 湿る。
 舌が、入り込む。
 絡む。
 甘い味、広がる。

 キスの渦。
 紐の張り、首を締める。
 澪の硬さ、拓也の腹に押しつけられる。
 熱い脈動、伝わる。
 拓也の肉茎、澪の太腿に擦れる。
 互いの先走り、混じる。
 視線、離れない。
 瞳の中で、支配が揺らぐ。
 澪の舌、深く。
 拓也の舌、押し返す。
 均衡、傾く。
 甘い痺れ、全身を巡る。

 唇、分かれる。
 糸引く唾液。
 澪の息、重い。
 紐を、緩める。
 首の跡、薄く赤い。
 指で、撫でる。
 「感じた?」
 声、低く震える。
 拓也の視線、澪の瞳を刺す。
 手首の紐、試すように引く。
 澪の唇、わずかに歪む。
 主導権の綱、逆方向へ。

 澪の股間を、再びめくる。
 パンティを下ろす。
 硬く反る、ふたなりの肉茎。
 血管、浮く。
 拓也の視線、貪る。
 澪の指、そこを握る。
 ゆっくり、扱く。
 自分の熱、煽る。
 吐息が、拓也の耳に。
 「次は、あなたの番よ。」
 囁き、熱い。
 紐の端、拓也の手に渡す気配。
 視線が、笑う。
 力の均衡、崩れかかる。
 互いの硬さ、頂点へ膨らむ。
 逆転の拘束、息を潜める。

 雨音、激しくなる。
 窓の向こう、街灯の揺らめき。
 部屋の空気、欲望の霧。
 首の痺れ、甘く残る。
 澪の瞳、次なる縄を予感させる。

(約1980字)

──第3話へ続く。拓也の指が、紐を握り返す。