蜜環

施術台で唇が震える理由(第3話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第3話:唇内に沈むオイルの渦

 平日夜の路地裏、街灯の淡い光が濡れたアスファルトを照らす。健太の足音、重く響く。28歳の体、過労の残滓に渇望を重ね、再び細い扉を叩く。隠れ家サロン「蜜環」。前回の約束、「口でほぐすよ」。下腹の疼きが、足を駆り立てる。扉、滑らかに開く。

 薄暗い室内、ジャスミンの香りが濃く淀む。蜜環のシルクローブ、影に揺れる。細身の肢体、柔らかな曲線。ニューハーフの神秘、瞳が深く輝く。「3度目ね、健太さん。約束通りよ」。声、低く喉奥から。施術台へ導く指先、オイルの残り香を纏う。健太の視線、蜜環の唇に吸い寄せられる。柔らかく、湿った光沢。

 上着を脱ぎ捨てる。白いシーツの上に、うつ伏せに沈む。背中露わの瞬間、蜜環の視線が肌を刺す。熱く、前回より鋭い。オイルの瓶、指先に雫絡める音。親指と人差し指、ゆっくり混ぜる。光反射、妖しく濡れる。「リラックスして。今夜は、唇で深く」。囁き、耳朶震わせる。

 肩へ、最初の一滴。指が沈む。肩甲骨を、微かな圧でほぐす。円を描き、筋肉が緩む。息が漏れる。「ん……」。蜜環の指が、背中を這う。脊柱をなぞり、腰骨へ。親指で、仙骨の窪みを抉る。オイルの膜が、肌を覆う。摩擦が甘く変わる。腰を滑る両手で、押し引き。筋肉波打ち、溶ける。下腹熱く疼き、股間シーツに擦れ硬く膨らむ。

 蜜環の視線、後頭部突き刺す。反応試す如く。「固いまま。表へ」。声、命令か誘いか。健太、従う。仰向け転がる。胸腹露わ。股間の膨らみ、シーツ越し浮き出る。蜜環の瞳、捉える。微笑微か。「硬くなってるわね。口で、ほぐしましょう」。唇、ゆっくり近づく。息、健太の腹に触れる。熱く湿る。

 オイル、新たに指先へ。だが、蜜環の唇が先。健太の胸へ、軽く触れる。オイル塗り込むように、柔らかな感触。舌先、乳首周り円描く。微かな吸引。体、びくり反応。「あ……」。蜜環の吐息、首筋降りる。唇、腹筋這う。へそ周り、ゆっくり抉る感触。オイル濡れの肌、光る。健太の息、浅く乱れ。

 蜜環の体、施術台寄り添う。ローブ裾、腿触れる。体温混じり。唇、下へ。内腿付け根掠め、オイルの軌跡残す。膨らみの輪郭、息で温める。健太の腰、勝手に浮く。視線逃げられず。蜜環の瞳、支配か服従か曖昧。「欲しいのね。ここを」。唇、膨らみの先端に触れる。柔らかく、オイル絡めて包む。

 唇開く。温かく湿った腔内へ、ゆっくり沈む。健太の昂り、蜜環の唇に飲み込まれる。舌先、根元から這い上がる。渦を描き、敏感な先端巻く。吸引、柔らかく強い。視界、白く揺らぐ。「う……あっ」。健太の指、シーツ握る。腰浮き、唇深く求める。蜜環の喉、微かな振動。主導権、逆転の綱引き。

 唇を上下に、緩急を操る。オイル混じりの湿った音が、響く。舌、裏筋なぞり、渦巻く。吸引強め、喉奥へ導く。健太悶え、体弓なり。蜜環の瞳、上目遣い捉える。微笑、唇内で。「感じてる。もっと深く」。声、振動伝わり。健太の息、止まりそう。熱波、下腹爆発寸前。腰、蜜環の顔に押しつける。

 合意の快楽、深まる。健太の呻き、「蜜環さん……出そう」。蜜環の唇、離れず。舌加速、吸引頂点。「出して。唇内に、全て」。促す声、喉から。健太限界。熱く零れる。唇内、喉奥へ脈打つ。蜜環飲み込む仕草、微か。吸引続け、余波搾る。健太視界白く、息乱れ。

 唇、ゆっくり離れる。蜜環の口元、オイルと白濁の雫光る。拭わず、舌でなめる。瞳、輝く。「美味しいわ、健太さん」。囁き、息混じり。互いの体温、余韻に溶ける。健太の体、脱力。だが蜜環の指、胸這う。視線を下へ移す。蜜環の顔の頰、唇周りに。「まだ終われないわ。次は、体外で受け止める」。

 主導権、再び曖昧。蜜環の瞳、次を誘う。健太の唇、震える。渇望、再燃。施術台の上で、二人の息絡む。夜の静寂、熱く疼く。

次話へ続く──蜜環の顔へ零れる瞬間、体温が頂点に達する予感。

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