この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。
## 第2話:雪縄の囁き、吹雪の支配
雪。
窓を叩く。激しく。吹雪の咆哮。山荘を、白い檻に閉じ込める。平日の夜。闇が深まる一方。
暖炉の炎が赤く揺れる。悠真は手枷の鎖を鳴らす。床に横たわる。体が熱い。澪の指の余韻で下腹が疼く。眠れぬ。
澪が戻る。黒いシルクのガウンが肩から滑り落ちかける。肌、白く。炎に照らされ、影が曲線を刻む。
視線が悠真を射抜く。息が止まる。
「寝ないの?」
声、低い。囁き。足音、近づく。膝をつく。指先が、手枷に触れる。冷たい。雪の残り香。
カチリと外す。手首が自由になるのに、体が動かぬ。彼女の瞳に、縛られる。
「ありがとう……」
悠真、呟く。声、掠れ。澪、微笑。唇、湿る。
「感謝なら、もっと見せて」
立ち上がって棚から縄を取り出す。太く麻製の縄を外から持ってきた。雪濡れで滴る。水滴が、床に落ちる。冷気が、部屋に広がる。
視線。悠真の胸を、貫く。拒否の言葉、喉に詰まる。体が、震える。期待の震え。
「これで、縛ってあげる」
言葉、命令か、誘いか。判別不能。悠真、手を差し出す。自ら。心臓が、鳴る。
澪の冷たい指が縄を手首に巻く。きつく。雪の冷気が、肌に染みる。食い込む。痛みと、熱の狭間。体が、弓なりに反る。
縄、引き上げる。頭上に。梁に結ぶ。体、吊るされ気味。足、床に着く。僅かな自由。なのに、全身が、彼女のもの。
吹雪の音。激しく。暖炉の熱。対比。肌が、疼く。
澪、近づく。息、混じる。指先が、悠真の胸を滑る。乳首を、摘む。軽く。捻る。息が、漏れる。
「感じてるわね。ここが」
囁き。耳元。熱い息。悠真、腰が勝手に動く。硬く、膨張する。下腹。
視線が下へ射抜く。布越しに、縄の冷たさが伝わる。彼女の指、太腿を這う。内側。ゆっくり。
「私に、縛られて。どう?」
言葉、甘い毒。Mの芯を、突く。悠真、喘ぐ。首を振る。なのに、体、熱く反応。
「わからない……でも、止まらない」
正直。声、震え。澪、笑う。低く。唇を寄せる。首筋に。舌が、滑る。湿った熱。雪の冷と、交錯。
縄が、軋む。手首に、食い込む。痛みが、快楽に変わる。主導権。彼女の指が、支配。悠真の腰が、応じる。綱引き。不安定。
指、布を剥ぐ。露わに。硬く、脈打つ。雪濡れの縄の滴が、落ちる。先端に。冷たい刺激。体、震える。
「見て。この雪の雫が、あなたを濡らすわ」
囁き。指で、塗り込む。ゆっくり。上下。息が、乱れる。部屋に満ちる。暖炉のパチパチ。吹雪の咆哮。混じる。
視線。一つで、体が熱く疼く。悠真、目を逸らせぬ。彼女の瞳に、沈む。
「もっと、きつく縛って」
自ら、乞う。声、掠れ。M心が、目覚める。澪の微笑。深まる。
縄を、追加。胸に巻く。交差。乳首を、圧迫。冷たい麻が、肌を締め上げる。息、苦しい。甘い。
指を深く速く握る。悠真、腰を振る。彼女の手の中で、溶け出す。
「いい子ね。私の言う通りに」
支配の言葉。調教の始まり。体が、従う。自発的に。合意の熱。
唇が、触れる。キス。深く。舌が、絡む。縄の軋み。息の熱。雪の冷。
頂点、近づく。体、震え。澪の指、止まる。突然。空虚。
縄、緩めぬ。視線、刺す。
「まだよ。明日の雪は、もっと冷たい」
微笑。背を向ける。ガウンの裾、揺れる。腰の曲線。炎に浮かぶ。
悠真、吊るされ。体、疼く。余韻。深淵の予感。
吹雪、激しく。夜は、続く。
次なる雪の、冷たさに。
(約1980字)