蜜環

ヨガの指がモデルを溶かす(第1話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第1話:視線が腰を刺す、初触れの予感

 夜のスタジオ。
 ガラス窓に街灯の揺らめきが滲む。
 美咲はマットを広げ、息を潜めた。
 25歳のモデル。
 細身の肢体を保つため、ヨガをする。
 プライベートレッスン。
 環は30歳のインストラクター。
 黒のレギンスにタンクトップ。
 髪を後ろで束ね、肌が淡く光る。

 環の視線が、まず美咲の首筋を滑る。
 刺す。
 冷たく、熱く。
 美咲の肩が、僅かに縮こまる。
 「始めましょう。ダウンドッグから。」
 環の声、低く響く。
 美咲は四つん這い。
 腰を上げ、背を反らす。
 尻が高く、天井へ。
 レギンスが張り、肌の曲線を浮かび上がらせる。

 環が近づく。
 足音、静か。
 美咲の背後に立つ。
 視線を感じる。
 尻の頂に、注がれる。
 息が、止まる。
 「腰、もっと落として。」
 環の指先。
 美咲の腰骨に、触れる。
 冷たい。
 いや、熱い。
 指の腹が、僅かに沈む。
 肌の下、筋肉が震える。

 美咲の内腿が、勝手に締まる。
 熱が、這い上がる。
 環の指、ゆっくり滑る。
 腰の窪みへ。
 押す。
 「ここ、固いわね。」
 吐息が、耳朶を撫でる。
 近い。
 環の胸が、美咲の背に触れそう。
 体温、絡む。
 甘く、重く。
 美咲の息、乱れ始める。

 視線を合わせる。
 鏡越しに。
 環の瞳、深く。
 底なしの闇。
 美咲の目が、逸らせない。
 指が、腰から尻の際へ移る。
 僅かな圧。
 美咲の体、溶け出す。
 内腿の奥、疼きが芽生える。
 「次、戦士のポーズ。」
 環の声、囁きに近い。

 美咲は立ち上がる。
 脚を広げ、前へ踏み込む。
 腕を伸ばす。
 環が、後ろから寄る。
 両手で、美咲の股関節を掴む。
 指、深く食い込む。
 「開いて。もっと。」
 美咲の秘部が、意識される。
 熱く、湿る。
 環の吐息が、首筋に落ちる。
 「いいわ。感じて。」

 主導権は、誰のもの。
 環の指が、美咲の内腿をなぞる。
 震えが、伝播する。
 美咲の視線、鏡で環を射る。
 反撃の、僅かな光。
 環の唇、僅かに弧を描く。
 微笑みか。
 誘惑か。
 指が離れる。
 余韻が、肌に残る。

 汗が、一粒、滴る。
 美咲の胸元を伝う。
 環の視線、それ追う。
 刺す。
 「休憩よ。でも、まだ序の口。」
 環が、水筒を差し出す。
 指先が、美咲の手に触れる。
 電流。
 美咲の体、熱く疼く。
 次なるアサナで、何かが、動き出す。

 スタジオの空気、濃密に変わる。
 街灯の光が、二人を包む。
 息の距離、縮まる予感。
 美咲の内腿、まだ震えている。

(約1950字)

次話へ続く。環の指が、股関節の深みを試す。