相馬蓮也

ビーチの指が絡む衝動夜(第2話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第2話:夜海に忍び寄る指の甘い握り

美咲の囁きが、俺の耳に熱く残った。夜の誰もいない海で、もっと近づこうか。その言葉に導かれるように、俺たちは波打ち際から少し離れた砂浜の暗がりへ足を進めた。日没後のビーチは、街灯の淡い橙色が砂をぼんやり照らすだけ。波音が低く響き、海風が汗ばんだ肌を冷たく撫でる。平日の夜のこの場所は、静寂に満ち、互いの息づかいさえ際立つ。誰もいない。俺たちだけだ。

美咲の手が、俺の指を強く絡めて離さない。掌の湿った熱が、さっきの触れ合いを思い出させる。心臓が速く鳴り、股間に疼きが募る。衝動が理屈を追い越し、俺は彼女の腰を引き寄せた。柔らかな水着の感触が、腹に密着する。彼女の胸が俺の胸板に押しつけられ、微かな震えが伝わる。

「蓮……ここ、誰もいないね」

美咲の声が、波に紛れて甘く震える。俺は頷き、彼女の顔を両手で包んだ。ポニーテールから零れた黒髪が、頰をくすぐる。唇が触れ合う。最初は優しく、探るように。海水の塩味と、彼女の甘い息が混じり合う。舌が絡み、キスはすぐに深くなった。荒い息が漏れ、互いの唾液が糸を引く。俺の舌が彼女の口内を貪るように動き、美咲の小さな喘ぎが喉から零れる。手が彼女の背中を滑り、水着の紐を指先でなぞる。肌が熱く火照り、汗が新たに滲む。

キスを続けながら、俺たちは砂に膝をついた。波が遠くで寄せては返す音が、BGMのように響く。美咲の瞳が、街灯の光を映して妖しく輝く。彼女の手が、俺の胸を撫で下り、腹筋を辿る。Tシャツの下で、俺の肌が震えた。欲望が爆発寸前だ。未熟な衝動が、身体を硬くさせる。

「熱い……蓮のここ、こんなに」

美咲の指が、俺のショーツの縁に触れた。股間の膨らみを、布越しに優しく撫でる。俺の息が止まる。彼女の視線が、下腹部に注がれる。ゆっくりと、手が忍び寄る。ショーツの中に滑り込み、熱く張りつめた俺のものを、掌で包み込んだ。柔らかな指が、根元から優しく握る。温かく湿った感触に、俺の腰がビクンと跳ねた。

「あっ……美咲……」

声が漏れる。波音がそれを隠す。彼女の指使いは、熟練とは程遠い。25歳同士の、若さゆえの未熟さが、逆に新鮮で熱い。ゆっくりと上下に動かし、親指で先端を撫で回す。俺のものは、彼女の掌の中で脈打ち、透明な液が指に絡む。汗と海風が混じり、股間がじっとりと濡れる。荒い息が重なり、俺は彼女の肩に顔を埋めた。首筋の汗を舌で舐め取る。塩辛く甘い味が、欲望を煽る。

美咲の息も乱れている。彼女の胸が激しく上下し、水着の布地が擦れる音さえ聞こえるようだ。指の動きが速くなる。握りが強くなり、俺のものを根元まで飲み込むように扱く。快楽の波が、腹の底から駆け上がる。震えが膝から全身に広がり、砂に爪を立てる。彼女の瞳が、俺を捉えて離さない。合意の視線だ。互いの渇望が、暗闇で熱く燃える。

「気持ちいい? 蓮のここ、熱くて硬い……私もドキドキする」

囁きが、耳をくすぐる。俺は頷き、彼女の唇を再び奪った。キスの中で、指の動きが激しくなる。上下のストロークが速く、掌の摩擦が甘い疼きを生む。先端を指先でくるくると回され、俺の腰が無意識に突き上がる。汗が額を伝い、滴り落ちる。海風がそれを冷ますが、身体の熱は収まらない。未熟な衝動が爆発し、理性が飛ぶ。美咲の指が、俺のものを優しく、しかし執拗に愛撫する。握りのリズムが、波のように繰り返す。

「ああ……出そう……美咲っ!」

俺の声が、波音に混じる。彼女の指が、最後の加速をする。掌全体で包み込み、強く扱き上げる。快楽の頂点が訪れ、俺のものは激しく痙攣した。熱い迸りが、彼女の指に溢れ出す。白濁の液が、掌を濡らし、砂に滴る。身体が震え、息が荒く途切れる。余韻の甘い疼きが、下腹部に残る。膝がガクガクと崩れ、俺は砂に手をついた。

美咲は、ゆっくりと指を引き抜く。掌に残る俺の熱を、街灯の下で眺め、にやりと笑う。彼女の頰も上気し、唇が湿っている。俺たちは肩を寄せ合い、波音に耳を澄ます。快楽の余熱が、肌にじんわり広がる。小さな後悔がよぎる――こんな衝動で、でも、止められなかった。でもその後悔さえ、熱く心地よい。

彼女の指が、俺の唇に触れる。塩辛い味が広がる。美咲の瞳に、再び渇望が灯る。

「まだ物足りないよね? もっと大胆に、続きしよ……」

その言葉に、俺の身体が再び熱くなった。夜のビーチが、さらなる衝動を誘う。

(第2話 終わり 約2050字)

次話へ続く……