蜜環

剃毛視線の寝取られ妻(第1話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第1話:絡む指と剃毛の囁き

 平日の夕暮れの路地。街灯が淡く滲む雨の夜。浩は三十歳。妻の彩乃、二十八歳。結婚三年。表面は穏やか。だが最近、彩乃の視線に異変。浩の知らぬ隙間を縫う、妖しい揺らぎ。夕食後、彩乃の瞳が虚空を刺す。浩の胸に、僅かな棘。

 怜。浩の友人、三十五歳。独身。時折、家を訪れる男。怜の視線も、彩乃に絡む。言葉少なく。指先がグラスの縁をなぞる仕草。浩は気づいていた。妻の頰が、僅かに紅潮するのを。

 今夜。浩は密かに仕掛けた。リビングの棚裏。小型カメラ。怜が来るのを待つ。彩乃は知らない。浩の胸、ざわつく。嫉妬か。好奇か。浩はノートパソコンの画面を睨む。闇の向こう、扉の音。

 怜が入る。黒いコートを脱ぐ。彩乃の微笑み。グラスに琥珀色の酒。二人、ソファに沈む。怜の膝が、彩乃の脚に触れる。偶然か。彩乃の指が、怜の手に重なる。ゆっくり。絡む。指の節が、互いの肌を確かめるように。息が、僅かに乱れる。カメラのレンズ越し、浩の喉が鳴る。

 怜の唇が動く。低く。囁き。「彩乃。君の肌、いつもより柔らかい」。彩乃の瞳、潤む。指の絡みが深まる。怜の親指が、彩乃の手首をなぞる。脈打つ感触。彩乃の吐息、細く漏れる。「怜さん……」。声に、甘い震え。

 浩の視線、画面に吸い付く。胸の奥、熱く疼く。妻の指が、怜の掌に沈む。怜のもう一方の手が、彩乃の肩に。布地の下、肌の輪郭を想像させる。怜の息が、彩乃の耳朶に届く。囁き、再び。「君の秘部を、滑らかに。剃ってみたい」。

 彩乃の肩、僅かに震える。拒否か。誘うか。唇が開き、言葉なく。怜の指が、彩乃の顎を捉え上げる。視線が絡む。二人の瞳、互いを映す闇。浩の指、キーボードに食い込む。画面の彩乃、怜の胸に寄りかかる。息づかいが、重なる。

 怜の唇、彩乃の首筋に近づく。触れぬ。僅かな距離。彩乃の指、怜の背に回る。布ずれの音。カメラが捉える、微かな熱。浩の股間、硬く張る。嫉妬の棘が、甘い疼きに変わる。妻の視線が、ふとカメラの方へ。浩の息、止まる。気づいたか。

 怜の囁き、続く。「今夜、試してみないか」。彩乃の頷き、僅か。唇が、怜の耳に寄る。「……怜さんの手で」。二人の指、深く絡みつく。ソファの陰、浩の知らぬ動き。画面が揺れる。浩の胸、焼けるように熱い。

 怜が立ち上がる。彩乃の手を引く。寝室へ。扉が閉まる直前、彩乃の視線、再びカメラへ。妖しい輝き。浩の指、震える。再生ボタンを押す。繰り返す映像。絡む指。息づかい。剃毛の囁き。妻の秘部を、滑らかに。

 次なる夜。何が起きる。浩の視線、剥がせぬ。

(約1950字)