如月澪

剃毛羞恥の自慰絶頂(第1話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第1話:コンビニこぼれから生まれた剃毛の誘惑

 夕暮れの住宅街を歩きながら、澪はコンビニの袋をぶら下げていた。25歳の私と、同じく25歳のルームシェア仲間の遥は、もう半年以上一緒に暮らしている。仕事帰りに寄ったコンビニで買ったペットボトルの緑茶が、なぜか運悪く袋の中で傾いてしまったのだ。

「はあ……またやっちゃった」

 袋の底がじんわり濡れている。家に着いたら拭かないと。遥に笑われそうだな、と思いながらアパートのドアを開ける。リビングの明かりが柔らかく漏れていて、遥はすでにソファに座ってスマホをいじっていた。風呂上がりのラフなタンクトップ姿で、濡れた髪をタオルで拭いている。

「ただいまー。遥、ちょっと失敗しちゃったよ」

 澪は苦笑いしながら袋をテーブルに置いた。緑茶のボトルを出すと、中身が少しこぼれてテーブルの上に水滴が広がる。遥が目を上げて、くすくす笑う。

「澪ったら、また? 毎回コンビニで何かやらかすよね。袋の口閉め忘れたんでしょ?」

「うん、仕事の疲れでぼーっとしてて……。拭くよ拭くよ」

 澪はキッチンペーパーを取って慌てて拭き取った。遥は立ち上がって近づいてきて、肩を軽く叩く。その距離感が、いつものように心地いい。私たちは学生時代からの友人で、社会人になってからこのアパートをシェアすることになった。血のつながらない、ただの親友同士。でも、毎日の何気ない触れ合いが、最近少しずつ特別に感じるようになっていた。

 遥はキッチンで新しいお茶を注いでくれ、二人でソファに並んで座った。テレビの音が小さく流れ、風呂上がりの遥の肌からほのかに石鹸の香りが漂う。澪もシャワーを浴びたくなる夕方のルーチンだ。

「今日の仕事、どうだった?」

 遥が尋ねてくる。澪はグラスを傾けながら、会社の同僚の愚痴をこぼした。遥はうんうん頷きながら聞いてくれる。こんな時間が好きだ。派手なイベントなんてない、ただの日常。でも、それが心地いい。

 話題が自然とプライベートなことに移った。遥がふと、自分の太ももをさすりながら言った。

「そういえば、澪。最近、下の毛の手入れ、どうしてる? 私、ちょっと伸びてきて気になってさ。パンツのラインが浮いちゃうんだよね」

 澪はグラスを口に運ぶ手を止めた。急な話題に、頰が少し熱くなる。ルームシェアの醍醐味は、こういう女子同士のぶっちゃけ話。でも、下毛の話は少し踏み込んだ領域だ。

「え、遥はちゃんと手入れしてるの? 私、たまにハサミで整えるくらいだけど……。面倒でさ。最近は放置気味かも」

 遥は笑って頷いた。風呂上がりの肌が照明に照らされて、つやつやしている。彼女の視線が、澪の顔を優しく見つめる。

「わかるよ。私も前はそうだった。でも、この前ネットで剃毛の動画見てさ。全部剃っちゃうと、すべすべで気持ちいいんだって。試してみたくない?」

 剃毛。言葉に、澪の胸がざわついた。恥ずかしい。想像しただけで、下腹部が熱くなるような感覚。でも、遥の声は軽やかで、悪戯っぽい好奇心に満ちている。私たちの関係なら、できるかも。そんな思いがよぎる。

「え、全部剃るの? そんなの……恥ずかしいよ。どうやるのさ、シェーバーとか?」

 澪の声が少し上ずった。遥はソファで体を寄せてきて、スマホを取り出す。画面に映るのは、女性が鏡の前で丁寧に剃っている動画。滑らかな肌が露わになる様子に、澪の視線が釘付けになった。

「ほら、見て。痛くないし、清潔感あるでしょ? 澪の肌、きれいだから絶対似合うよ。私が手伝ってあげる。信頼してるでしょ?」

 遥の言葉に、澪の心が揺れた。恥ずかしさはもちろんある。自分の最もプライベートな部分を、遥に見せるなんて。でも、彼女の優しい視線が、好奇心を刺激する。半年のシェア生活で築いた信頼。毎日のように肩を寄せ合い、笑い合う関係。急じゃない、日常の延長線上だ。

 澪はグラスをテーブルに置き、遥の目を見つめた。心臓の音が、少し速くなる。

「うーん……迷うなあ。でも、遥が言うなら、ちょっと興味あるかも。どうせ二人だけだし」

 遥の顔がぱっと明るくなった。彼女の手が、澪の膝に軽く触れる。その感触に、澪の体が微かに震えた。緊張と、甘い期待が混じり合う。

「じゃあ、明日やってみようよ。風呂上がりに、私の部屋で。澪の初めての剃毛、私が責任持ってやるから」

 澪は頷いた。頰が赤らむのを隠せない。遥の視線が、優しく、でも少し熱を帯びて澪を包む。明日の夜が、待ち遠しくて、怖くて、心がざわめいていた。

(第2話へ続く)