如月澪

OLパーティーの唇絶頂奉仕(第3話)

この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。

## 第3話:ホテルの部屋で唇が溶け合う瞬間

居酒屋を出た私たちは、夜の街を並んで歩いた。健太の提案したホテルはすぐ近くで、ビルのエントランスが控えめに光っていた。28歳の私、佐藤美香にとって、こんな選択は初めてに近い。経理のデスクで淡々と日々を過ごす日常が、二次会の熱気を帯びてここまで流れてきた。心臓の鼓動が速く、足取りが少しふらつく。健太の横顔を見ると、彼もまた静かな緊張を湛えていた。30歳の彼の横幅が、頼もしくも圧倒的に感じる。

エレベーターが静かに上がり、部屋のドアが開く。室内は柔らかな間接照明で満たされ、ベッドのシーツが白く清潔に輝いていた。引き戸のような重い扉が閉まると、外界の音が完全に遮断された。空気が濃密に変わる。「美香さん、ゆっくりしていってください」と健太が囁き、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出す。グラスに注ぐ音が、妙に耳に残った。私はソファに腰を下ろし、膝を揃えて座る。ためらいが胸に渦巻く。この部屋に入った時点で、何かが決定的に変わった。でも、後悔はない。むしろ、居酒屋の個室で絡まった手の感触が、期待を煽っていた。

健太が隣に座り、グラスを差し出す。指先が触れ合い、互いの視線が絡む。パーティーの時から続くこの視線が、今は唇に集中しているのがわかる。「さっきから、ずっと気になってるんです。あの唇」と彼が低く言う。声に抑えきれない熱が混じり、私の頰が熱くなった。言葉を探すが、出ない。代わりに、ゆっくりと顔を近づける。息遣いが混じり合い、唇がようやく重なった。優しく、探るように。健太の唇は温かく、わずかにビールの残り香がした。私の唇が自然に開き、舌先が触れ合う。柔らかな感触が広がり、体全体が震えた。

キスは徐々に深みを増した。健太の手が私の肩に回り、そっと引き寄せる。抵抗などない。むしろ、この接触が心地いい。心理の壁が、ゆっくり溶けていくのを感じた。ためらいはあった。明日の仕事、会社の目、周囲の噂。でも、今この瞬間、健太の息遣いがそれを塗り替える。唇を離すと、彼の視線が首筋へ移った。「ここも、きれい」と囁きながら、唇を寄せる。温かな息が肌を撫で、ぞわぞわとした感覚が背筋を走る。私は目を閉じ、首を少し傾けた。合意のサインのように。健太の唇が首筋を優しく辿り、耳元で止まる。息が熱く、耳たぶに軽く触れる感触に、体がびくりと反応した。

部屋を満たすのは、互いの息遣いだけ。健太の興奮が、唇の動きから伝わってくる。シャツの胸元が少し乱れ、喉仏が上下する。私は手を伸ばし、彼の頰に触れた。髭のざらつきがリアルで、日常の延長のような親密さを感じる。「健太さん……」名前を呼ぶ声が、自分でも甘く震えていた。彼の目が輝き、再び唇が重なる。今度はより強く、舌が絡み合う。キスの合間に、彼の手が私の背中を撫でる。布地越しに伝わる体温が、緊張を高める。心の中で、迷いが期待に変わっていく。この夜の流れが、自然な合意を生んだ。拒否の余地など、最初からない。

キスが一段落し、互いの額を寄せ合う。息が荒く、部屋の空気が熱を帯びていた。健太の視線が下へ移り、ズボンの膨らみを意識させる。私は無意識に唇を湿らせ、ゆっくりと膝をついた。床に柔らかなカーペットが広がり、視線の高さが変わる。健太の興奮を、唇で受け止める奉仕へ。ためらいの名残が胸をよぎるが、それは甘いものに変わっていた。彼のベルトに手が伸び、静かに外す。視線を上げると、健太の目が優しく、しかし熱く私を捉えていた。「美香さん、ありがとう……」その言葉に、心が満たされる。唇が近づき、温かな感触に包まれる。ゆっくりと、優しく。健太の息が乱れ、手が私の髪を優しく梳く。緊張の糸が張りつめ、互いのリズムが重なる。

奉仕の最中、心理の揺れが止まらない。健太の反応が、私の期待を煽る。唇の動きに合わせ、彼の指が軽く肩に触れる。身体的な距離がゼロになり、心の距離も溶け合う。ふと、日常のユーモアが頭をよぎった。先週のコンビニでの転びかけを思い出し、くすりと小さく笑いが漏れる。健太も気づき、息を切らして微笑んだ。「今、そんな話思い出すなんて……美香さんらしい」と囁く。あの笑いが、ここでも距離を柔らかくする。緊張が和らぎ、余韻が深まる。

行為の余韻が部屋に広がる中、健太が私を抱き起こした。ベッドへ導かれ、シーツの冷たさが肌を刺激する。唇が再び重なり、互いの体温が絡み合う。「まだ、終わらないよ」と彼の声が響く。心が渇望で満たされる。この夜の深みへ、次なる一歩を踏み出す予感。唇の震えが、さらなる絶頂を待ちわびていた。