この作品は18歳未満の方の閲覧を禁止します。フィクションであり、現実の人物・事件とは一切関係ありません。
## 第2話:湯煙に溶ける内腿の熱
あの日から一週間、廊下で恵子さんと顔を合わせるたび、空気が微妙に変わっていた。挨拶の言葉はいつも通り穏やかだが、視線が絡みつくように長く、互いの頰がわずかに上気する。私の股間は、彼女の柔らかな腰の感触を思い出すたび、疼きを抑えきれなかった。六十二歳の体が、こんなにも敏感に反応するとは。妻の記憶が遠のき、代わりに恵子さんの豊満な曲線が頭を占める。
きっかけは、近所の温泉旅館の話だった。恵子さんがパート先で耳にした、平日限定の割引チケット。独り身同士、二人で出かけてみないかと、彼女から提案してきたのだ。
「恒一さん、一人で行くのも寂しいですし……一緒にどうですか? 湯に浸かれば、心身ともにリフレッシュできますわ」
その瞳に、期待の色が浮かんでいた。私は少し迷ったが、断る理由などない。むしろ、あの柔肌の余韻を、もう一度味わいたいという欲求が、胸の奥で渦巻いていた。
「いいね。俺も久しぶりの温泉だよ」
そうして、翌日の午後、私たちは電車に揺られ、郊外の小さな旅館に着いた。木造の古い建物で、湯気が立ち込めるロビーが懐かしい。チェックインを済ませ、浴衣に着替える。恵子さんの浴衣姿は、淡い藍色が彼女の白い肌を引き立て、胸元が少し緩く開いて谷間を覗かせていた。四十八歳の熟れた体躯が、布地を優しく押し上げている。私は視線を逸らしつつ、心臓の鼓動を抑えた。
まずは内湯の混浴風呂へ。平日で貸し切り状態だ。湯船に浸かると、恵子さんが隣に腰を下ろす。湯気が視界をぼかし、互いの輪郭を柔らかく縁取る。彼女の黒髪が湿って首筋に張り付き、湯に濡れた肩が艶めかしく光る。豊満な胸が、水面下でゆったりと揺れ、頂点の突起が薄い湯の膜越しに浮かび上がる。私は息を潜め、視線を湯気に紛れさせたが、股間のものが熱く硬直し始めるのを止められなかった。
「ふう……気持ちいいですね、恒一さん」
恵子さんの声が、湯気に溶けるように甘い。私は頷き、彼女の肩に目をやる。パートの疲れか、凝っているようだ。
「肩、凝ってるんじゃないか? 揉んであげようか」
そう言いながら、そっと手を伸ばす。浴衣の襟元から覗く背中に、指を這わせる。滑らかな肌、熟れた肉の弾力。指先が沈み込む感触に、私の息が荒くなる。恵子さんは目を閉じ、吐息を漏らした。
「あ……んっ、恒一さんの手、温かくて……気持ちいいですわ」
その声に、欲望が一気に膨張する。揉む手を下げ、背骨に沿って腰まで滑らせる。湯の中で、互いの内腿が軽く触れ合う。彼女の太腿の内側、柔肉の温もりが、私の硬くなったものに擦れる。偶然か、意図的か。恵子さんの体がわずかに寄り、胸の膨らみが私の腕に押しつけられる。乳房の重み、柔らかく弾む感触。頂点が硬く尖り、私の肌を刺激する。
私は指を腰に沈め、軽く掴む。恵子さんの腰肉が、指の間で溢れんばかりに柔らかく、熱い。彼女の吐息が速くなり、湯面に小さな波紋を広げる。私のものは、湯の中で脈打ち、彼女の内腿に何度も触れる。互いの視線が湯気越しに絡み、言葉にならない緊張が満ちる。長年の独り身で抑えていた渇望が、こんな場所で爆発しそうだ。四十八歳の恵子さんの体は、夫を失って三年、熟れきった蜜壺を秘めているに違いない。その想像だけで、先走りが漏れそうになる。
私は老練のユーモアで、熱を誤魔化した。
「老いぼれのマッサージだよ。これで腰が抜けたら、担いで部屋まで運ぶ羽目になるな」
自虐的に笑うと、恵子さんはくすくすと笑い、頰をさらに赤らめた。その笑顔に、瞳が潤む。彼女の手が、水中を這い、私の太腿に触れる。意図的だ。指先が内側を撫で上がり、硬直した私のものを優しく包み込む。湯の熱さと相まって、電流のような快感が背筋を走る。私は低く呻き、腰をわずかに押しつける。恵子さんの指が、ゆっくりと上下に動く。熟練した動きではないが、優しく、熱心に。彼女の内面が、葛藤しながらも欲求に傾いているのがわかる。
「恒一さん……ここも、凝ってますのね……固くて、熱い……」
囁く声が、湯気に震える。互いの手が、湯の中で絡み合う。私の指が彼女の腰から秘部へ近づき、茂みの柔らかさに触れる。恵子さんのそこは、すでに熱く湿り、蜜が湯に混じって滑りを増す。軽く指を這わせると、彼女の体がびくんと震え、吐息が喘ぎに変わる。
「あっ……んんっ……」
周囲に誰もいないのをいいことに、指を一本沈める。熟れた蜜壺の内壁が、指を優しく締めつける。三年ぶりの感触か、恵子さんの反応は敏感だ。腰がくねり、内腿が私のものを強く挟み込む。互いの動きが同期し、湯船が小さな波を立てる。私は彼女の首筋に唇を寄せ、息を吹きかける。快楽の予感が、二人の理性を溶かしていく。
やがて、湯上がり後の宴会。旅館の小さな座敷で、地酒と山菜の膳を前にする。浴衣の隙間から、恵子さんの胸元が覗き、湯上がりの肌が火照っている。視線が絡み、言葉少なに杯を重ねる。彼女の瞳に、部屋への期待が宿るのがわかる。私の股間は、再び熱く疼き、浴衣を押し上げる。
「恒一さん、今日……ありがとうございます。こんなに、心が温かくなるなんて」
恵子さんの手が、テーブルの下で私の膝に触れる。意図的だ。宴が終わり、部屋割りは別々だが、廊下で別れる気などない。彼女の部屋の障子が、静かに閉まるのを想像するだけで、体が震える。湯煙に溶けたあの熱が、今夜、どんな絶頂を呼ぶのか。抑えきれない渇望が、二人の夜を、確実に変えようとしていた。
(第2話 終わり)